もう一つの準備 〜？side〜 ページ46
「お！ 先輩方、お帰りなさい！ やっと帰ってきましたね！」
舞織先輩からもうすぐで帰還すると連絡が入ったので、政府本部の出入り口で待っていたのだが、二日が経過して先輩方が帰って来た。
「うっわー、男一人軽々担ぎ上げるとか、日吉先輩って前世はゴリラか何かですか〜？ った！ 殴ることでもないじゃないですかぁ！ こーんなに可愛い後輩が、せっかく出迎えてあげたっていうのに！」
柳沢を軽々担ぎ上げている日吉先輩を見て少しだけからかっただけなのに、頭に思いっきり拳骨を食らった。
日吉「何処の誰だったっけなぁ？ 自分のパソコンがウイルスに罹ったって言って喚いてた奴は」
舞織「はいはい、小学生みたいな喧嘩は後にして頂戴。柳沢の意識が回復するまで、上の人たちに柳沢の過去の犯罪履歴や、今回の審神者狩りの事件をまとめた資料を提出しないといけないのだけれど、二人とも手伝ってくれるかしら？」
「あ、それならもうまとめてありますよ！ 審神者狩りの事件も、天瀬A以外の被害者のことなら、全てまとめ済みです！」
日吉先輩に向かってベっと舌を出し、舞織先輩には笑顔で答える。
舞織「さすが私たちの自慢の後輩ね。それなら、裁判沙汰になっても証拠が揃っているから問題ないわね」
「舞織先輩、柳沢の犯罪歴、警察やメディアに提供しても良いですか？」
日吉「はぁ！？ お前、随分とえげつないことを……」
「良いじゃないですか！ 私、今回結構活躍したと思うんですけど！？ 廃ビルの内装図とお札送ったり、仕掛けも解除したり、防犯カメラも乗っ取ったりして！ たとえ裁判に賭けられても、こっちが勝ちますし！」
舞織先輩が言ったように、圧倒的証拠も審神者狩りの被害者の声もある。
だから裁判になっても、こっちが負けることは無い！
舞織「別に良いんじゃないかしら？ 活躍したのも事実だし」
「やったー！ そうと決まれば、早速資料を印刷して、テレビ局と警察署に情報提供してきますね！」
鼻歌交じりで自室に向かい、机に置いていた資料を印刷機に投げ込む。
へへっ、ざまぁみやがれ柳沢！ お前には牢屋生活がお似合いなのだー！
「こっちの準備は整ったし……もう一個の準備に取り掛からないとねぇ」
印刷された資料を束ね、前髪を斜めにしてラベンダーのヘアピンで留めて部屋を出た。
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まじゅっちゃん(プロフ) - ふじもんさん» ギャーギャーピーピーうるせぇなってことですよ！面白いなって思って使ってみました！（笑） (2018年11月18日 17時) (
レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
ふじもん(プロフ) - 待ってギャーピーって何笑ギャーギャーは分かるけどギャーピーって笑 (2018年11月17日 21時) (レス) id: 72a2d2ef64 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 豆王さん» 続編作りましたよ!是非ご覧ください! (2018年8月11日 22時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
豆王 - うおっ！続編ですな！お待ちしておりますぞ！ (2018年8月11日 17時) (レス) id: 2f9ad457d5 (このIDを非表示/違反報告)
まじゅっちゃん - 薄桜鬼☆ハルハルさん» コメントありがとうございます!良い作品と褒めていただき光栄です！今後も心に響く作品になるようにより一層頑張ります! (2018年8月7日 17時) (レス) id: c4baafbcb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まじゅっちゃん x他1人 | 作成日時：2018年4月21日 0時
