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…Liveの打ち上げ…
最多ドームツアー数と動員数の記録を樹立した…
ホテルの会場を貸し切っての大掛かりなパーティー。
…確かに…
顔だしてますよーってアピールでもしないと誰が来てるんだか分からないカオスな状況…
でも、きちんと後で出席者名簿を確認する律儀な人もいる。
受付をして、燈護と中へと入って…
案内された席へと座る。
…もう皆写真撮影大会やらなんやらで立って歩いている人の方が多くて、お陰様で2人で食事をとることに集中できて…。
「…あ、メンバーあそこにいるな。」
ごちゃごちゃの人混みの中、燈護が持っていたフォークで一箇所を指した。
「……楽しそうで何より…。後半、皆バテバテで倒れちゃうんじゃないかと心配だった。」
私は途中から入ったから…ツアー後半戦の彼らと仕事をさせてもらったけど…
日に日に疲れていく彼らをどうサポートするのが正解か、ひどく悩んだ。
…仕事熱心で悩んだ訳じゃない…。
…そこまで彼らをまだ知っていなかったから、こんな時の傾向と対策がわからなかっただけ。
…人生で初めて歌で流した涙は…
どうやら、直人の言うモチベーションというものには繋がらなかったらしい。
「…モチベーション…かぁ。」
相変わらず男子校のノリでワチャワチャしている7人を眺めてそう呟く。
「あ？モチベーションがどうしたって？」
残っていたビールをグイッと飲み干した燈護に
「…ううん。何でもない。」
「……A。」
急に優しいトーンになった燈護の声に顔を上げると、大きくて綺麗な手で私の頭を優しく撫でた彼は
「…やっぱり今日は帰れ。」
そう言った。
「…え？いやいや、大丈夫だって！燈護帰るまで残るって言ったじゃん。」
「…んー。でもさ、俺もこの後お偉いさんの相手して回るし、お前、この半年間、他のスタッフと距離取ってて全然友達できてないだろ？1人にしとくのも嫌だからさ。」
…私の心の中を見透かしているような燈護の瞳に居心地が悪くなる。
「…分かった。じゃあ、先に帰るね。」
別れを告げて、会場の出口へ。
重たいホテルのドアに「よいしょ」と手をかけた瞬間…
「え？市野辺さん帰るの？」
背後から聞こえた声に、手が止まった。
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
