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隆二side
…仕事を終えてメンバーと歓迎会の会場へ。
「…うーわ、市野辺さんまで遠い…。」
帽子を脱いだ岩ちゃんの視線の先には沢山のスタッフに囲まれていささか少し困った表情の彼女。
「…これ、後日改めてメンバーだけで開催だな。」
直己さんが岩ちゃんをなだめるように微笑んだ。
「ですねー。」
残念そうに、そのまま市野辺さんからは離れた席に座った岩ちゃんの隣に座って…
「…ねぇ岩ちゃん、いつからそんな市野辺さんファンなの？」
疑問に思ったことを聞いてみる。
「え？あぁー…あれです…俺、振替公演のリハで体調崩した時です。あの時、さりげなく市野辺さんがフォローしてくれたんですよね。」
そう言った岩ちゃんは…
「…隆二さんは？」
遠慮がちに、そう俺に聞いてきた。
「え？俺？」
「ほら、この前、直人さんと臣さん以外、ツアー中に市野辺さんに助けてもらった恩があるって皆言ってたじゃないですか。」
「あー。そうだ。まぁ、結局その話のすぐあとに臣も仲間入りしたよね。」
「確かに。」
笑った岩ちゃんに、市野辺さんの話をしようとした時…
「はいはい、まだ揃ってないけど乾杯するよー？」
薫さんがグラスを持って立ち上がった。
「…それじゃあ、…ようやーく私達に笑顔を見せてくれた市野辺ちゃんに…乾杯！！」
『かんぱーい！！』
一斉に持ち上がるジョッキと、グラスのぶつかる音。
「じゃあ、市野辺ちゃん、簡単に挨拶を！」
薫さんのいきなりのフリに、一瞬固まった市野辺さんは…
ニコニコ見つめてる直人さんと燈護さんを見て安心したように頷いて立ち上がった。
「…直人さんが…おかんで、燈護さんがおとんやな。」
健ちゃんが、俺の向かいで楽しそうに笑った。
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
