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隆二side
「…市野辺さん…今、臣さんに何か言いましたよね？」
岩ちゃんの一言で、扉の向こう側へと消えた彼女を凝視していた俺は我に返った。
言われた方の臣も驚いたような顔で彼女の背中を見つめていて…
背後から直人さんに声をかけられてようやく我に返った様子だった。
「…臣、すまない、俺、今Aに言われるまで気づかなかった。いつから？」
「…いや…気づかれないようにしてたんで…昨日のliveのアンコールにやっちゃって…時間なかったんでそのままにしてたんです。」
…え？
「…何？話が見えへん。何の話です？」
健ちゃんの投げかけに
「臣…足、痛めてる。」
直人さんが臣の右足を指差した。
「嘘？！マジで？お前大丈夫なの？」
臣を座らせて靴と靴下を脱がせて…全員が絶句した。
ぶす青色に腫れ上がっている足首…。
「…市野辺さん…何て？」
足首に少し触れて確認した直己さんに聞かれた臣は…
…
「『…限界ですね。車を手配しました。病院には今しがた連絡済みです。準備下さい。下でお待ちしています。』って…足を見ながら…。」
…
丸8年の付き合いの俺たちでも気づけなかった臣の完璧な強がりを、恐らく、臣と接触して一瞬で気づいた彼女…
「…やっぱすげぇ…。」
思わず出た俺の言葉に…
「「「「「…うん。…え？」」」」」
直人さんと臣以外のメンバーが一斉に頷いて…
…実はメンバー全員が、ツアー中に彼女に何らかの形で助けてもらっていたことが発覚した。
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
