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隆二side
俺らがわちゃわちゃしている間…
市野辺さんの手は直人さんのネクタイへ…
「…あれ…完全に締めてるよな？」
横目で見ながら俺に囁く臣。
「…見てる？うん。あれは、完全に締めてる…。」
「…死ぬんちゃう？直人さん…。」
健ちゃんも会話に参戦し…
「…岩ちゃん、止めに行きなよ…。」
エリーが青ざめながら岩ちゃんの背中を押して…
「…え？俺？いやいや、無理。流石に無理…。ここは直己さんに…。」
「え？俺？！」
「「「「「…頼みます。あのままだと、直人さん死んじゃいますよ？」」」」」
5人のお願いに、直己さんがため息をついて直人さんの方へ身体を向けた時だった。
「…おーし、お前ら、この直人さんが命懸けでAと歓迎会開催の約束を取り付けといた。今日は沢山の関係者へのお礼の場だから、Aとはまた後日ゆっくり話そう。いいな？」
涙目の直人さんがそう言って…
その背後には、あからさまにがっくりと肩を落とした市野辺さんが、コーヒーを飲み終えて、帰る支度をしていた。
…
「市野辺さん……そんじゃあ、次楽しみにしてますね。引き止めてすみませんでした。」
俺の言葉に、パッと振り返った市野辺さんは、俺の方へと歩み寄ると
「今市さん、最後のコーヒー、とても美味しかったです。お心遣いありがとうございました。」
そう言って90度に腰を曲げると、コートを片手に持って“それでは…”と出口に身体を向けて…
…
彼女はすれ違いざま、一言臣に何かを呟いて立ち去った。
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
