孤独

7 ページ7

この寮に引っ越してきてからニ週間が経った。



みんなとも冗談を言い合えるくらい打ち解けて、昔では考えられないくらい楽しい毎日を送っている。






深｢A〜今日の夕飯なにー？｣






今日は6人中ふっかだけがお休み。みんな毎日忙しくて、2週間のうちみんな休みだったのは1日だけ。



普通の会社に勤めてたらこんな忙しくないよね…？
何の仕事してるのか今度聞いてみようっと。






『うーんまだ決まってないけど…何食べたい？』




深｢あ、じゃあさ、カレー作ろうよ！舘さんに教えてもらったやつ！俺も暇だから一緒に作る！｣




『カレーいいね！でも、せっかくの休みなんだからゆっくりしてたら？』




深｢いーのいーの。それに俺が作った！って言ったらみんな俺の事見直すでしょ？笑｣








それはどうだかとは思ったけど、正直すごくありがたいし手伝ってもらうことにした。





ーーーーーー




『ねぇ、それカレーに使わない。』





深｢あ、バレた｣







材料を買いに近くのスーパーに来たはいいものの、こっそりお菓子をいれるふっか。







『まぁいいけどね、それくらい』





深｢まじで！？A好き！！｣









……いや、


" 好き " とかそんなサラっと言う？





ふっかは言われ慣れてるかもしれないけど私免疫ないし、




違うってわかっててもドキッとしちゃうじゃん___

8→←6

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す