なな ページ9
少し夜も深くなってきた所で、Aはもう寝る時間だ。
お風呂も終え、年相応の可愛らしいパジャマに身を包んだAは完全におやすみモード。
『ふあぁ…』
Aが部屋に入ろうとしたとき、後ろから声を掛けられた。
「A、寝るん？」
『しょっぴさま！きょうはもうおやすみしますけど…なにかありましたか？』
声の正体はショッピだった。何故か手をわきわきとさせている。
shp「んや、Aの顔見に来ただけ」
『そういえば、さいきんしょっぴさまとあってませんでしたね…』
何時もなら朝食の段階でなにがなんでも話しかけてきたり、色々な場面で現れていたショッピも、ここ最近は居なかったのだ。
『えんせー？だったんですか？』
shp「遠征じゃないで、フツーに仕事」
『わ！そうなんですね、おつかれさまです！』
びしっと敬礼をしたA。
それに見事打ち砕かれた左胸を抑えるショッピ。
shp(落ち着け…次またやらかしたら今度こそ死ぬッ！！！)
そう、この通りショッピはとある事をしていたことが発覚し、謹慎処分となっていたのだ。
因みにとある事とは盗撮だ。
人として終わりそうな写真こそなかったものの、流石に不味いので謹慎処分を喰らっていたのだ。
『あ、ちょっとまっててくださいね！』
shp「？…分かった」
ショッピが耐えていると、何かを思いついたかのようにAは自分の部屋に入って行ってしまった。
数分もしないうちにAは戻ってきた。
変わったことといえば、両手に何かを持っている。
『きのうつくったメレンゲクッキーなんですけど、よかったら！』
両手に持っていた正体はメレンゲクッキーのようだ。
それをにっこにこ笑顔で渡してくれるものだから、ショッピはとうとう我慢が出来なくなってしまった。
shp「ありがとうな、A」
頭をくしゃりと撫でて、ギュッと抱きしめる。
『ふふ、くすぐったい…』
すこしくせっ毛の髪が当たってくすぐったいのか、身を捩らせながらクスクスと笑うA。
shp「じゃ、おやすみ」
『はい！おやすみなさい！』
ひとしきり堪能して、満足するとショッピは貰ったメレンゲクッキーを大事そうに持って別れを告げた。
『はやくねないと…』
Aは部屋に入った途端、プツンと意識が途切れた。
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きつねくん。(プロフ) - カラフルな暗示(分かる人には分かる)さん» そう言って頂けると頑張れます…！神作者様…！？そうたくさんの方に呼んで得頂けるよういっぱいがんばります！ありがとうございます、！ (4月29日 12時) (
レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
カラフルな暗示(分かる人には分かる) - あ、なんか心が浄化される感覚がする....神作者様ですか？聞くまでもなかったわ... (4月6日 10時) (レス) @page13 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
きつねくん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます！天才って言われると嬉しいですね…がんばります、！ (1月4日 11時) (レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - いつ見ても可愛い…。天才ですか？？天才ですね…。続き待ってます！ (1月4日 1時) (レス) @page9 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
きつねくん。(プロフ) - ぴーなさん» コメントありがとうございます！かわいいお話し目指してるのでとっても嬉しいです…！更新がんばれちゃいます、！ (12月27日 15時) (レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴォルペ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年12月20日 0時
