よん ページ6
『あれ、みんないない…』
一般寮に入ってみると、やけにシーンとしていてなんだか不気味だった。
いつもだったら誰かしらはいるはずなのに、と疑問を持ちつつ食堂に向かっていく。
(ここにもいなかったらどうしよう…)
不安を胸いっぱいにためながら、恐るおそる重たいドアを開けた。
『く、くらいよ…みんなどこぉ？』
少し冷めてしまったパンをギュっと抱きしめる。
それでもAの不安はぬぐいきれなかった。
そんなとき、パチッとあたりが明るくなった。
『うぇ…？』
「やっぱり此処に居った！」
振り返った先に居たのは、さっき会ったばかりのロボロだ。
その姿をみて安心したAの目からぽろぽろと大粒の涙が溢れる。
『ふ、ゔぅ…』
rbr「わ、わ…ごめんな？怖かってんな？」
ごしごしと袖で涙を拭き、赤くなってしまった目でAはこくと頷いた。
rbr「一般寮は先週から別の場所になってん、言っとらんくて悪かったなぁ」
よしよしと宥めるようにロボロは撫でる。
それに落ち着いたのか、Aの目から涙はこぼれなくなっていた。
『こちらこそ、ごめんなさい…』
泣いてしまった事について謝っているのだと気づくと、ロボロはギュッと抱きしめた。
rbr「Aが謝らんくてええんやで、いつもありがとうな」
少し落ち着いてから、ロボロとAは手をつなぐ。
次こそ、一般寮へと足を向けた。
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おきにいりが倍にふえたことにびっくりしてます。ありがとうございます！
これからもよろしくしてくれると嬉しくなります、！
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きつねくん。(プロフ) - カラフルな暗示(分かる人には分かる)さん» そう言って頂けると頑張れます…！神作者様…！？そうたくさんの方に呼んで得頂けるよういっぱいがんばります！ありがとうございます、！ (4月29日 12時) (
レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
カラフルな暗示(分かる人には分かる) - あ、なんか心が浄化される感覚がする....神作者様ですか？聞くまでもなかったわ... (4月6日 10時) (レス) @page13 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
きつねくん。(プロフ) - 明太子なげっとさん» コメントありがとうございます！天才って言われると嬉しいですね…がんばります、！ (1月4日 11時) (レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
明太子なげっと - いつ見ても可愛い…。天才ですか？？天才ですね…。続き待ってます！ (1月4日 1時) (レス) @page9 id: 9b9289fd09 (このIDを非表示/違反報告)
きつねくん。(プロフ) - ぴーなさん» コメントありがとうございます！かわいいお話し目指してるのでとっても嬉しいです…！更新がんばれちゃいます、！ (12月27日 15時) (レス) id: b198eaf02a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヴォルペ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2023年12月20日 0時
