▽ 食堂 ページ31
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「まぁ入軍と言っても軍というより料理人ということになるんやけど……。」
「むしろそちらの方がありがたいです。」
トントン様と会話しつつ、食堂と呼ばれるところへと行く。
俺は戦える自信はないのでむしろ料理人の方がありがたい。
書類整理云々を終わらせ、空がそろそろ暮れるであろう時間帯になり、説明は明日入るそう。
食堂と呼ばれる場所の扉が開かれる。
そこはまぁ素敵な場所……という訳でもなく普通に前世にもよくあったような食堂である。
厨房と一つ枠を通して繋がってるあの構造。
ちなみに医務室の近くのしんぺい神様とお粥作ったあそこです。
そして彼に連れられ厨房の方まで来る。
「とりあえずここがキッチンやな。冷蔵庫の中身は好きに使うてくれ。」
そして倉庫等々。地下には酒類まであるそうだ。冷蔵庫はいくつか超大きいのがならんでいる。
様々な調理器具に食器。どれも最先端と呼ばれるものなのだろう。
するとトントン様は冷蔵庫を開ける許可を出してくれたので一番手前側の冷蔵庫を開く。
「すげ…………。」
思わずそんな声が漏れる。トントン様はそれに反応し、せやろ、と言いました。
それに一つ言うとしたらせやな。の同調の言葉だ。
冷蔵庫には野菜が詰め込まれていたのだ。
むっちりと丸みを帯びた今にも弾けそうなトマトや、一枚一枚が綺麗に重なっているレタス、青々としたピーマンなどとても美味しそうな野菜ばかりだ。
見とれた後、冷蔵庫を閉めて一つ横の冷蔵庫を開ける。
「…………すげぇ。」
先程と同じような声が出る。しかし内容は違う。
そこには料理が入っていたのだが、サラダだけでも美味しくはなさそうだ。
サラダって混ぜるだけだろ、とも思うだろう。それは俺も思った。
なぜサラダを見た目だけで美味しくないと作ることが出来るのだ。不思議でならない。
「あの……ここの料理人って……？」
「あぁ今は居らんな。また紹介するわ。
この国の食いもんをまとめてる長みたいなもんで、今この国にあいつ以上のもんが作れる奴は居らんな。」
トントン様申し訳ありませんが多分俺その方以上のもの作れますとは言えず。
こんなもの食べさせて罪にならないのかな、となんとも酷いことを考え俺のその日は終わった。
▽…………………………………………
今日から更新します(土下座)
あとお気づきと方もいると思うんですが、ひとつひとつのお話の題名を変えました。
終わり←▽ 偶然
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なな - 面白いですうう！足がないと言う事実に少し衝撃ですが、更新これからもがんばってください！ (5月26日 15時) (
レス) @page28 id: 51edaae1da (このIDを非表示/違反報告)
みずき - あえ？あの…失礼かもしれへんのですけど…あなた右足ほんまに無くなってます？…wwまあお大事になさってくださいな、更新待っとります！ (2022年9月19日 1時) (レス) @page28 id: 129e1b5429 (このIDを非表示/違反報告)
Lie - 足無くなってるのに軽いですねぇw お大事になさってくださいね!更新待ってます! (2022年6月30日 14時) (レス) @page28 id: c3d964327f (このIDを非表示/違反報告)
ねーむ - うぐっ…最高です…更新まってますねえ (2021年5月1日 10時) (レス) id: 38d2d0b865 (このIDを非表示/違反報告)
pandapanda216(プロフ) - なんか凄い途中で終わっているような… (2021年3月27日 23時) (レス) id: 9fe8803e94 (このIDを非表示/違反報告)
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