8傑のマネージャーを務める羽目になりました。【コロイカ】 (ページ3)

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-02 全ての元凶は彼ページ3

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マネージャーって、具体的に何すればいいの？

そんな疑問が頭にまとわりついた。

私の目の前にいるボーイは、私を見据えて離さない。

「ちょ…ちょっと待って。マネージャーって、あなたの？あなた専属のマネージャーとかなら全力でお断りしますが」

「ううん、オレだけじゃないよ。オレたち(・・・・)のマネージャーをしてほしいんだ」

「……は？『オレたち』…ですか？」

まさかの複数形？

いやいや、ていうか何で初対面のヒトたちのマネージャーなんてやらなきゃなんないのさ。

心の声が漏れそうだ。

名前も知らないボーイの仲間って事？ …名前…って、……あ、そう言えば

「な、名前は何と言うんですか」

「…あれ？君もナンパ？？」

「は、…違いますよ！！！！

　もういいですか！！複数のイカたちのマネージャーなんてごめんですから！！

　それでは！！お元気で！！！！！！」

半ばヤケクソになり、私は立ち上がって、来た道を戻ろうと方向転換した。

……そこまでは良いものの。

「(………道、わかんないや)」

バンカラの街の構造を全くもって把握していなかった私が馬鹿だった。

＊＊＊

「＿＿＿＿オレはエイト。バンカラ8傑の一人だ。よろしくね」

「よろしくじゃないよ……」

結局、彼に言われるがままマネージャーの話が進んでいる。

今は自己紹介をしているわけだが…

「……Aです。

　……………………」

…………話すことがない。

バトルも初心者、バンカラ街のヒトでもない。

つまらない自分というのが透けて見える。

「それだけ？」

「特に…紹介する事ないので」

「………そう。ま、名前がわかれば良いし」

エイトはそう言って、私に背を向けた。

「＿＿じゃあ行こうか。『バンカラ8傑』に会いに」

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更新遅れてすみません…