第348話 ページ20
轟side
[現在通過者が続々出てます！脱落は現在230名！
そして今 54人目出ました、あと半分切った！早く！終われ！]
【轟焦凍 一次試験 合格】
「･･････フゥ」
合格はしたが、左右の同時発動 まだ練習足りねえな。動きが鈍る
＿＿ピピッ
体に付けてたターゲットが3つ光る
[通過者は控室へ移動して下さい。早よ]
(･･････喋った)
ハイテク。
·
·
·
指示通りに控室へ向かった。
そして、控室の自動扉が開き 真っ先に目に入ったのは＿＿＿
「水無月さん！！！」
「お飲み物お持ちしましたッ！！」
『んー』
他校の奴らを既に何人かはべらせてるAだった。
「水無月さん この部屋暑くないですか！！」
「いやむしろ汗で体冷えてないですか？！膝掛け持ってきますよ！」
「椅子固くないですか？クッションいりません？！」
『どっから持ってくる気･･･？』
スゲー既視感。
思わず溜め息が出て、眉間を指で押えた
(アイツ、どこでもファン作るな･･･)
『！』
するとAが俺に気付いたらしい
俺と目が合ったAは、いつの間にか俺の目の前で腕を組み、仁王立っていた
(･･･速ェ)
『遅かったじゃない轟！何処で油売ってたの？』
「(なんでコイツは こうコロコロ性格が変わんだ？)
･･･いや、俺は別に何も売ってねえ。試験受けてた」
そう言うと、Aの顔から高飛車な仮面がポロリと外れて真顔になった
『お前って、頭良いハズだよな』
「･･･？」
『ま いいや。アンタも休んどきなよー』
Aは俺に背を向けて、手を振りながら去っていく。追いかけようと思ったけど、さっきの男達がまた群がったから･･･なんとなくやめた
＿＿＿「マジっスか！？」
その時、ヤケにデケー声が聞こえた。
あまりにデカくて、反射的に目を向けてしまう
「自分もスタンプマン好きっスよ！！彼は熱いヒーローっス！！」
それは会場前で会った士傑高校の1年だった
名前は覚えてねえけど･･･確か、Aにやたら絡んでた奴。相澤先生が言うには雄英の推薦入試でトップだったらしい
(推薦なら入試ん時に会ってるハズだが･･･)
·
アイツの顔が俺の方に向いた。その目は鋭く、そして隠しきれない嫌悪が含まれていた
(･････なんだ？)
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るむ(プロフ) - さすがに無理やり過ぎませんか？こんな性格悪過ぎ女好かれないと思います…口調も男みたいですし、嫌われ女なら分かりますが、好かれてるのは分かりません。どこが良いんですかね…？ (2023年4月17日 22時) (
レス) @page44 id: fe9b123905 (このIDを非表示/違反報告)
サボり日和 - めちゃくちゃ面白いです！！一気読みしちゃいました！物間君との試験のところとか、仮免試験のときの水無月ちゃんがかっこよすぎて……！！アニメや漫画で見てみたすぎる！応援してます！お体には気を付けて更新頑張って下さい！！ (2022年4月5日 13時) (レス) @page49 id: 88c73e1f71 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - 怜さん» 嬉しいコメントをありがとうございます！こちらこそ、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
綾林檎 - ナッツさん» ありがとうございます！！とても嬉しいです！これからも、よろしくお願い致します (2021年10月3日 1時) (レス) id: 2125adda19 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - 轟くんと夢主ちゃんの小説を探しててたまたま見つけたんですが、すごく面白くて一気読みしてしまいました…！これからも更新楽しみにしています🙌🏻 (2021年10月2日 12時) (レス) id: 3b2a90c584 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾林檎 | 作成日時：2021年9月17日 18時
