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良い感じにアルコールが回ってきた人が多数。

私はまだ未成年だからノンアルコールだけれど
隣にいるゆっちゃんは飲んじゃってる様子…。




「…ゆっちゃん、」

「ん?Aは今日も可愛いねえ〜」



トロンとした目でそういうゆっちゃんに
少し呆れながらも隣にいてあげる。











" Aちゃーん!少し話そうよ "


作り笑いを必死に作りながら周りの人と話しているその時、明るい声と共に肩に重みがかかった。




「…えっと 」

「あれ、忘れちゃった?田中樹です!」



いや、忘れたも何もさっきが初めましてだろ。

心の中でそのピンク頭に突っ込むとヘラヘラ笑いながら隣に腰を下ろしてきた。






「…ゆっちゃ、、」

「あー、その子ならさっき男の人と帰ってったけど」




…またか。ゆっちゃん、あれほど自分の体は大切にしろって言ってるのに。




「明日叱っときますね、ありがとうございます」

「Aちゃんはママなの〜?(笑)」





距離、近くない?この人。

それでも "可愛い美山A" でいたいから。




「田中さん、そんなに飲んでたら帰れないですよ〜」

「ん〜?そしたらAちゃん家泊まるよ」



愛想良く振る舞うの。





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『 おい、樹。離れなよ 』





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作成日時:2021年2月24日 3時

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