【リアアカ】デスゲームに巻き込まれました。助けて下さい。切実に

広場 ページ20

通路をでるとやはりまだそこは電脳空間のようで……


最初私達が居たホール並の大きさがあった。
それと、ステージのような物が数個。


第三ゲーム会場なのだろうか……


私より前にさっきのゲームをクリアした人達は疲れきったように壁に寄りかかっている人が多かった。


私もその人達のように壁にもたれかかって座る。


『ﾊｧ……』




人の死を視て生死を賭けたゲームをする。


どこで私の人生の道を踏み外したんだろうか……



『もう散々だ』


………………


そのまま少し時間がたち、ゲームが終了したみたいだ。


『あの二人は大丈夫なのかな』


あの二人とは名前こそ知らないが、親切な男女二人組。


私に答えとなる導きを示してくれた人。




『生きてるよね………』





………



信じてれば叶うっていうもの！



私が一人で自問自答している所にマーブルの機械的な声がこの場に響いた。


[どーも〜〜〜〜皆さま。お久しぶりですマーブルで〜〜す!!

どうでした？最初のゲームは楽しめましたか？]


「何が楽しめただ、ふざけんな」

「ブッ殺すぞ降りてこいや」

「早く出してよｫｰｰｯ!!」


悲哀の声
怒号の声


そんな声で留まらない位の哀しみが溢れ出してくる。


『…………』


とうでもいい………


私はそう思った。



え？……





　 【どうでもいい？】


こんな状況でどうでもいい？


ふざけてる。


なんでそんなこと考えたのだろう。私


まるで可笑しな人じゃない





死を沢山見たからだろうか。


血を沢山見たからだろうか。





あり得る筈もない考えをした私は

少し……少しずつ


　


狂っていってしまったんだ。


そんなことも露しらなかった私は


少し人生からそれて歩いていってしまった。

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