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トコトコと着いてくる彼は
ウリちゃんの言った通り
どこかワンちゃんの様な愛らしさがある。
振り抜くと、ニコッと笑い
ハラハラするアイコンタクトを
送ってくる彼に胸がときめいてるのは事実。
今私は、超人気アイドルを家は招き入れようとしていて
どうも頭がまわらない。
「やばいよね・・・・」
と、思いつつアパートの前にたどり着く。
いつもより、歩くスピードが速かったのか
それとも彼の事を考えていたからなのか
10分という時間がとてもはやく感じた。
ここまで来たら引き返す事なんて出来ない。
オートロックを解除し、エレベーターに乗り込む。
その間、どうしていいか分からず無言。
横目で彼を見ると相変わらずニコニコしている。
あぁ、その笑顔に弱いんだな。
と、気付かされる瞬間だった。
”ダメ・・・・これ以上・・・”
彼はきっとあの話をしにここへやってきた。
それは大体予想がつくけれど
私はなんて応えるべきだろう。
頭ではその事しか考えられないのに
体は勝手に動いて彼を招き入れてるし
コーヒーいる？と、自然に彼に声を掛けてしまう。
もう自分が自分じゃなくなりそうだ。
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清江(プロフ) - 更新待ってます(^-^) (2019年11月6日 15時) (
レス) id: a29293fadb (このIDを非表示/違反報告)
ARMYです！ - 続き楽しみにしてます！ (2019年1月14日 2時) (レス) id: 33f7dece84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fany | 作成日時：2017年7月26日 8時
