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花「おまたせしました〜」



二「ありがとう!」





二人が戻ってきたから

さっそく話を切り出す。





「花穂と渉のさ…
好きなタイプってどんな人?」



二「…ぶ、ゴホッ」





私がいきなり話をしだしたからか、

隣でむせる高嗣くん。




自然にっていったけど

足が痛くて考えられなかったんだもん。






花「なによ、いきなり(笑)」



「だって聞きたくて…」



横「…それよりA……」





〜♪ 〜♪



部屋に響く着信音




誰かの携帯がなった。







二「あ、俺だ!岩ちゃんから、
…もしもーし?」





どうやら高嗣くん達のマネージャーの

岩田さんからの着信らしい。





二「え、まじ?今から?
…うん、わかった、
ワッターの家ね、よろしく」




電話を切った高嗣くん





横「何?仕事はいった?」



二「番組のコメント撮り、
なんか今日中にやらないとだったんだけど
忘れてたみたいで…
少しだけ行ってくるわ、すぐ戻るから」





あとで連絡する、って

高嗣くんは私の頭をくしゃくしゃにして

行ってしまった。




…私もご飯食べたら

もう帰ろう……



そしたら花穂と渉

二人きりにできるし……






なんとか残っている料理を口に入れ

二人に足の痛みがバレないように振る舞った。








「渉、ちょっとトイレ借りるね」





足の痛みもだいぶひいて

トイレに寄って帰ろうと支度する。




ゆっくりと立ちあがって

トイレまで向かう。





終わってトイレの扉をあけ

リビングに戻ろうと歩きだしたとき、

またさっきと同じ激痛が走った。





その場に座り込もうとしたとき、

ふわっと体が浮かんだ。







横「…ったく、
ムリするから…」



「わ、渉!?ちょ、おろして…」





気づいたら

渉にお姫様抱っこされている状態に…




そのままリビングのソファーまで運ばれた。






花「A?」



「あ、花穂、ちがうの!これは…」



横「ほら、こんなに腫れてる…
明日ちゃんと病院いけよ?」



「ひゃっ!」





渉にいきなり冷たい湿布を

足首に貼られて変な声が出た。




自分の足を

渉の綺麗な指が触れている。





メガネの間から

こちらを見ているキリッとした目と

目があって咄嗟に逸らしてしまった。





花「…Aが足ケガしてたこと
気づかなかった……」



「ごめんね……」






さっきと顔つきが

少し変わった花穂に謝った。







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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時

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