187 ページ40
.
ちょ!!
なんで私を連れて行くのよ!!!
「ちょっと!私なんかより
花穂に手伝ってもらえばいいいでしょ!
花穂の方が何倍も役に立つよ!??」
横「そんなの知ってるわ(笑)
けど花穂ちゃんはお客さんなんだから
手伝いなんてさせられないでしょ」
「は!?私だってお客様なんですけど!!」
横「Aが客とか…
ただ飯食いにきただけだろ」
「なにそれ!失礼!!!」
横「いいから早く手伝え、
そこの野菜洗って、それくらいできんだろ」
「で、できるし!
バカにしないでよね!!」
もう、ほんっと失礼!
私は渉に言われたとおり
野菜を水で洗うことにした。
横「お前…
それじゃ濡れるって…」
「え…//」
渉は私の後ろから手を回して
長い袖をクルクルとまくる。
「だ、大丈夫だよ、
私自分でできるから……//」
もう!私がときめいてどうすんのよ!!
目線をリビングにやると
私と渉のやり取りをポカンとみている花穂
かと思えば
笑って私達に話しかけた。
花「二人のやり取りほんと面白い(笑)
高校時代思い出すね」
「か、花穂もやっぱり手伝ってよ!
私じゃ明日になっちゃう!!」
花「はいはい(笑)
…横尾くん、私もキッチンに入っていいかな?」
横「花穂ちゃんがいいなら…」
花「じゃあ手伝わせてもらうね」
花穂もキッチンに入ってきて
私はそっとリビングの方に行く。
…うん、
やっぱり二人でいたら絵になる!!
花穂も渉から借りた
お揃いのエプロンをつけて
キッチンにいるんだけど
絵になりすぎて顔がにやけてしまう。
これは高嗣くんに写真を送らねば!!
私はリビングのソファーに寝転び
影から無音カメラで二人を連写した。
ふっ…
私って天才!!
二人はまるで私がいなかったかのように
仲良く話しながら料理作りをしている。
いいね、いいね!
このまま仲良くくっついて………
.
二「…い!……おい!A!!」
「…んえ?………あれ?高嗣くん?」
花「やっと起きた(笑)」
どうやらあのまま寝てしまったらしい。
花「もう〜!静かだと思ったら
いびきかいてるんだもん(笑)」
横「俺らが料理頑張ってるっていうのに(笑)」
キッチンの方から
笑いながら文句言う二人。
高嗣くんは私の目の前で
なんとも微妙な顔をしていた。
.
153人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時