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〜 二階堂 Side 〜
「んん〜、もう食べられない〜」
二「A！おい！！」
酒を飲むペースが早く
その場で眠ってしまったA
花「二階堂さんごめんなさい、
こうなったらAたぶん起きない…(笑)」
二「Aってこんなに酒弱かったの？
いつもこんな風になんないけど…」
花「たぶんいつもは、
自分の中で制限してたんだと思う。
けど今日のAは、
本当に楽しそうで制限するの
忘れちゃったんだろうね(笑)」
宮「楽しかったなら良かったけど、
どうする？Aちゃん抱えてく？」
花「私が連れてくんで大丈夫です、
お二人は先にお店でてください！
…ほら、A！自分でちゃんと立って！」
「うぅーん……」
花穂ちゃんは手慣れた様子で
Aを抱えて帰る支度をした。
本当なら俺がAを抱えて
家まで連れてかないとなのに…
申し訳ないな…
二「ごめんね、花穂ちゃん…
Aのことお願いね」
花「大丈夫ですよ！二階堂さんより、
私のほうが付き合い歴長いんで(笑)
Aのこと知ってるのは
私のほうが負けませんから！」
二「それもそうだね…(笑)」
花「…けど、Aが
二階堂さんと付き合うようになって
変わったのは、今日初めて知りました。」
二「へ？変わったって？」
花「男の人の前で普通に話せてること…
宮田さんはもちろん、
男性の店員さんに注文までしてたんですよ？
二階堂さんと出会う前のAなら
ぜったいに無理だったのに…」
そういえば…
俺と出会った頃のAは、
姉ちゃんの旦那の優也さんにさえ
オドオド話してたっけ…
花「二階堂さん、
Aをここまで変えてくれて、
昔のAに戻してくれて
本当にありがとうございました！」
二「いや…俺はなにも…」
宮「タクシー来たよ！
花穂ちゃん達が先に行って？」
タクシーを呼びに行った宮田がもどってきて
花穂ちゃんとの会話も途切れた。
花「じゃあまた！
今日はありがとうございました！」
宮「また機会があったら
一緒に飲もうね！」
二「あ、花穂ちゃん！
…ありがとう、Aを隣で支えてくれて。
花穂ちゃんの存在があったから
Aは夢を叶えて教師にもなれたんだと思う」
花「…ふふ、二階堂さん、
これからは二階堂さんが
Aを守ってあげてくださいね」
そう言って
Aを抱えた花穂ちゃんは
店を出ていった。
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (
レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています！このお話大好きです！ (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2021年4月7日 13時
