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「翔輝さんに襲われたとき、
すごく怖かった……
大声も出せなかった……
私はまだ全然強くなんてなれてない…
高嗣くんが来てくれなかったら
たぶんあのまま、過去と同じようになってた」



由「……」




「けど、前までの私なら
たぶん高嗣くんの前から、
黙っていなくなったかもしれない…」



二「え…?」



「でもね、今は違うよ?
もうなにがあっても、自信をもって
高嗣くんのそばにいるって決めたの!」



二「A…」



「だから…
これ以上、私と高嗣くんの邪魔はしないで!
汚い手ばっかり使わないで!!

由美さんには…
応援してくれる人がいっぱいいるんだから…」



由「……うるさい……わかったわよ、
バカな二人で仲良くしてればいいでしょ!
まぁ、どうせすぐ別れるだろうけど」






涙を流しながら

小さい声でそう呟いてる由美さん





由美さん…



あんなふうに言ってけど、

ちゃんと高嗣くんのこと好きだったんだろうな…







由「もうあんた達には関わらないから安心して」



「由美さん…目閉じてくれます?」



由「は?なに…」





バチンッ





由美さんの赤くなっていた頬に

私はもう一度 上からビンタした。






由「痛っ!!なにすんのよ!!」



「これは、高嗣くんが翔輝さんを
殴るのを我慢してくれたぶん。
それと…私に怖い思いさせたぶん。
…どんな理由があろうと、
由美さんが私にしたことは最低なことです。
同じ女性としてありえないです。
そのことを一生忘れないでください」






由美さんを力強く見つめそう伝えた。






由「………ごめん…なさい……」







そして、

本当に小さな声だったけど

由美さんは私に謝ってくれた。







「高嗣くんと舞台やるんですよね?
私…絶対にチケット当てるんで!
稽古頑張ってくださいね!
由美さんの演技楽しみにしてます!」






そう伝えると、

由美さんは何も言わずお店から出ていった。








.









私と高嗣くんも、

二人でタクシーに乗って家へと帰ってきた。





当然のように

私は高嗣くんの家へとお邪魔することに。







そして、

私は家につくなり

高嗣くんに抱きついて涙を流した。









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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時

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