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二「無理させちゃってごめん」
「そ、そんなことないよ?」
二「なら良かったけど…
さっき、Aがバナナ触ってるの見てから
変になっちゃって…
我慢できなかった……」
高嗣くん
やっぱり気づいてたんだね…
私がバナナで練習してるところ……//
私は正直に高嗣くんに
自分の気持ちを話した。
二「そうだったんだ…
ありがとな、俺のために」
「わ、私が勝手にしたことだから…//」
二「Aの気持ち、
すっげー嬉しかった!」
「良かった…」
二「また今度してね?」
「…うん……//」
二「え、してくれるんだ(笑)」
「な!た、高嗣くんが言ったくせに!」
二「まさか、うんって
返事すると思わないだろ(笑)」
あひゃひゃって笑う高嗣くんの笑い声に
つられて笑ってしまう私。
ほんと…
私って幸せものだな〜……
二「髪濡れたままだから
枕もビショビショ(笑)
もう一回 風呂で温まってきたら?」
「ん…いい!
高嗣くんの匂いついたまま寝たい」
二「なにそれ、
可愛すぎなんだけど…」
高嗣くんが言った言葉は
私には聞こえない。
「このまま寝ていい?」
二「だめ、風邪ひくから。
髪だけは乾かしてこい」
「高嗣くんがベッドまで連れてきたくせに」
二「Aだって
ノリノリだったろ!」
「そ、そんなわけないし!//」
クルって布団にくるまる。
今になって
髪乾かしてくるのとかめんどくさいし!
もうこのまま寝たい!!
二「じゃあいいよ、
ドライヤーここに持ってくるから」
そう言って
高嗣くんは脱衣所に行ってしまった。
新しいTシャツを着て
ドライヤーを持って
こっちに戻ってきた高嗣くん。
二「ほら!起きろ!」
そう言って
グイッと私の腕を引っ張る。
「高嗣くん…私の服も持ってきて」
二「は?
そのままで寝れば?」
「風邪ひくって言ったの高嗣くんじゃん」
二「もぉ〜
わかったよ、待ってろ」
優しい高嗣くんに
ついつい甘えてしまう大人気ない私。
けど、やっぱり私がお願いしたことは
何でも叶えてくれるんだ。
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時