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「わかった花穂!
私やってみる!!」
花「え!?
いきなりするの…?」
「だって高嗣くんが喜ぶんでしょ?
やるしかないじゃん!」
花「…ほんとに大丈夫?」
「大丈夫だよ!
だってもう何回も高嗣くんからされてるし
それを私からするだけでしょ?簡単だよ!」
花「……いやいやいや、
A…やり方ほんとに分かるの?」
「やり方?
普通に近づいて高嗣くんに
キス…するんでしょ?」
花「キスって……
どこにするか分かってる?」
「え?何言ってるの?
キスするのは口しかないじゃん!」
さっきから花穂の様子が変。
キスの話じゃないの??
花「いや、うん…
まぁキスっていうのは
間違ってはないんだけど…ね…」
「ん?」
……………
「えぇ!???
こ、これをするの!??//」
花「ちょっと、声大きい(笑)」
花穂に携帯で
画像やら動画を見せてもらった。
それは私が想像していたものと
全く違っていて私にとっては未知の世界のもの。
花「大丈夫、大丈夫!
あれを手でこうして、口でこう…」
「やめてやめて!//
無理だよ〜〜!//」
そんなのできるわけない!//
花「やっぱ…まだ怖い?」
「怖い…とかじゃないけど…
恥ずかしい…… だって、今だってまだ
ちゃんと高嗣くんの見れてないし…」
それなのに
高嗣くんのをこんなに間近で見て
これを自分がするなんて…
絶対にできるわけない。
花「ふふ、安心した!」
「え?」
花「Aも、もう
普通の恋する女だ!」
「ど、どういうこと?」
花「だって、前までは
過去のことに囚われすぎてて
男の人も避けてきて
そういう行為も嫌いだったでしょ?」
「うん…」
花「でも今は、
したくない、じゃなくて
してあげたいけど恥ずかしい、
そう思ってるんでしょ?」
「うん……」
花「それは、世間の恋する女の子が
みーんな思ってることで、
一度は誰もが通る道なんだよ?」
誰もが通る道…?
そうなの……?
「花穂も…そうだったの?」
花「当たり前じゃない!みんなそうだよ?
けど…彼のことが大好きだから
みんな恥ずかしいし自信もないけど、
できることなんだよ?」
「そっか……」
私も…
できるかな……?
高嗣くんのこと大好きだから
してあげること…できるかな……?
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momorin(プロフ) - 二階堂君の話大好きです。更新楽しみに待たせていただきます。。 (2022年6月26日 0時) (レス) @page49 id: 0ca9b39560 (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - 続き楽しみにしています!このお話大好きです! (2021年12月8日 12時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2021年4月7日 13時