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藤ヶ谷さんがトイレから戻ってきて、
しばらくすると高嗣くんがやってきた。
二「ごめん!遅くなった!!」
藤「意外と早かったじゃん(笑)」
横「ニカはビールでいい?」
二「いや、今日はもう帰るからいいや!」
横「え?大丈夫なの?」
二「Aも長いこといて疲れただろうし…
家で飲むからいいよ!」
「え!?私のことは気にしないでいいのに…」
二「いいから!
ワッターもガヤもありがとね!
これで払っといて!」
藤「あ、ごちそうさまでーす!
っていうのは冗談、
ニカは何も頼んでないんだしいいよ(笑)」
横「そうだよ、
俺らが勝手にきただけだから」
二「いいの!
Aに付き合ってくれたお礼!」
「あ!だったら私が!!」
二「もう!Aは黙ってて!」
けっきょくこの場の会計は
高嗣くんがしてくれた。
本来なら私が払うところなのに
彼氏だからって理由だけで支払うなんて…
ほんと…
どんどん高嗣くんの人柄が好きになっていく。
渉と藤ヶ谷さんにお礼を伝えて
高嗣くんとタクシーで家に帰ってきた。
当たり前のように、
私も高嗣くんのお家に行くことに。
二「ごめんな、
今日二人で約束してたのに」
「ううん…
お仕事だもん、仕方ないよ」
二「それと…横尾さんだけじゃなくて
ガヤまで行っちゃって…
嫌じゃなかった?」
「うん!最初はびっくりしたけど、
藤ヶ谷さん、とっても良い人だったから」
二「そっか…じゃあ、もうちょっと
いても良かったかな(笑)」
「やっぱり!私のこと気にして、
高嗣くんビール飲まなかったんでしょ?」
二「だってA、
もう帰りたいんじゃないかなーって
思ったから(笑)」
「そんなことないのに…
高嗣くんがいれば平気だし…!」
二「…まぁそれは嘘だけど、
本当は、俺が早くAと二人きりに
なりたかったから!」
「え?」
二「だから家で二人で
乾杯しなおそっか?」
「うん…!//」
そんな甘々なやり取りをしていると
すぐについた高嗣くんのお家。
もう何回も来てるけど、
いつもお家に入った瞬間に
高嗣くんの匂いがするのが好き。
そしてここでいつも思うんだ。
今日こそ…
高嗣くんの期待に添えること
できるかな、って………
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時