赤い糸２

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「やっぱり…
まだそういうことするのは怖いけど…
でも、絶対にいつか高嗣くんと…したい…」





これが今の私の本心。





「高嗣くんには我慢させちゃったり…
辛い思いさせちゃうかもしれないけど…
もう少しだけ…待っててほしい…です…」





自分の今の思いを

高嗣くんに正直に話した。






二「ふっ、当たり前じゃん。
Aの心の準備ができるまで
1ヶ月でも1年でも待ってるよ！」



「ありが…とう……」






こんな素敵な彼氏…他にいますか？





二「けど…こうやってぎゅってしたり
キスとかは…たまにならしてもいい？」





高嗣くん…


さっきからなんか可愛い……//




忘れてたけど、

こういうところが年下の男の子って感じ…//






「うん…
高嗣くん…大好き…！」



二「ふはっ！俺も！」





ぎゅーって肌を寄せ合いながら

私達はそのまま眠りについた。






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それ以来、私は時々

高嗣くんのお家に来ては泊まっていく。





けど…


やっぱりどうしても怖くて

相変わらずキス止まりの私達。





高嗣くんには

ずいぶん辛い思いをさせちゃってると思う。




高嗣くんのことは大好きだし、

本当にいつかそういうことができたらな、って

思ってはいるけど…




どうしてもその先の一歩が踏み出せない。





これまで何度かお泊りしたときも

そういう雰囲気に何回かなったけど、


震える私を見て、

優しい高嗣くんは笑って

『ごめんごめん(笑)』って…





あのときの高嗣くんの表情が

頭から離れなくなる。




私はどうしたら良いのかな…？






そんなときに

高嗣くんから外でご飯食べようって

メッセージがきた。





仕事おわりだから

フルメイクに少し堅苦しいスーツで

言われたお店に行く。


お店につくと奥の個室へと案内された。





ｺﾝｺﾝ



ノックをして個室へと入ると、

そこには高嗣くんではなく

キスマイのメンバーがいた。





横「A、久しぶり」



「渉…」




渉ともう一人…





藤「こんばんは」



「こ、こんばんは…」





渉と仲が良い藤ヶ谷太輔さん……




なんでこの二人が？


なんで高嗣くんはいないの……？？







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