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二「ごめん、Aも知ってると思うけど
俺かなりの潔癖症で…
家に上げる奴には風呂入ってもらってて……」
「……そう、なんだ」
二「でもAはいいや、
スリッパ出すからこれ履いてくれる？」
Aは黙ってコクって頷いた。
リビングの方に案内して
Aを中に入れる。
二「適当に座って？
コーヒーでいい？」
「……高嗣くん、
お酒飲んでたの？」
二「へ？…あぁ〜、
やっぱ一人のときは晩酌っしょ(笑)」
なんてね。
…言えねーよ、、
由美にドタキャンされて
ヤケ酒してた…なんて……
「渉が言ったとおりだった…」
二「ワッターなんか言ったの？」
「…ニカはたぶんお酒飲んでるって」
二「ふっ…バレてたか(笑)」
俺が笑うと、
Aも少しだけど笑顔を見せてくれた。
良かった……
ちょっとだけ安心した。
二「A、これコーヒー…」
俺がAの前に
コーヒーを差し出そうと手を伸ばすと、
Aは身体をビクッとさせた。
二「あ…ごめん……」
「わ、たしの方こそ…」
…やっぱ怖いよな。
俺この前 最低なことしたし……
「た、高嗣くん…」
二「ん？」
「渉から…聞いたんでしょ？
…私の過去のこと……」
意外にもAの方から
その話題を切り出した。
二「うん、聞いたよ……」
「そっか……
私のこと…話してもいいかな？」
そう言ってくれたA。
身体も声も震えてて
きっとすげー勇気だしてくれてるんだろうな…
ワッターも…
俺の家にAを連れてきたってことは
俺のことすごく信用してくれてる
ってことだもんな……
Aとワッターの期待に添えるよう
俺も受け止めないと…
二「うん…
ゆっくりでいいから…聞かせて？」
.
〜 A Side 〜
高嗣くんの家に来て、
高嗣くんと部屋の中で二人きり。
本当はすごく怖いし今すぐ逃げ出したい。
けど…
別れ際に、渉に言われたから……
横『…A、大丈夫だから……
Aの気持ちぶつけてこい』
渉は私に、
コソッとそう言ってくれた。
そうだよね…
怖いけど……
いつまでもウジウジと
自分の中で止まってちゃダメなんだ。
前に進まないといけないから…
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
