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二「さっきの…
本当に冗談のつもりだったんだけど」
「そ、それでも…
私が…まだ高嗣くんといたかったから…」
二「…A、
それどういう意味で言ってるかわかってる？」
高嗣くんの言葉にコクっと頷く。
二「本当にいいの？
またさっきみたいになっても知らないよ？」
「だい、じょ、ぶ……」
二「…すっげーカタコト(笑)」
「………」
二「本当にいいのね？」
恐る恐るまた頷く。
二「やっぱ帰るわ…」
な、なんで！？
大きい道路の方に出ようとする
高嗣くんの腕を両手で掴んで止めた。
「し、知りたいんでしょ！？
わ、私と…渉のこと…！！」
二「は？」
「は、話すから…！
だから…来ても…いいよ…？」
私の精一杯の言葉で
高嗣くんを呼び止めた。
だって…
やっぱりこのままほっとけないもん。
二「…男苦手なくせに…お節介だな」
「え…？」
二「わかった！よぉーし！
Aの散らかってる部屋でも
見てやるか！！」
「べ、別に散らかってない！」
…と思う。
いや、たぶん散らかってる……
帰ったら高嗣くんを入れる前に
ちょっと片付けないと……
ってあれ？
キョロキョロと周りを見ると
高嗣くんがどんどんと先に進んでいた。
二「ほら！置いてくぞ！」
「た、高嗣くん！」
二「なんだよ、早く来いって！！」
「わ、私の家！こっちだよ！！」
二「…は？」
高嗣くんが進んでいたのは
私の家と真逆の方向。
二「なっ！そ、そういうことは
もっと早く言えよな！！」
ズカズカと戻ってきて
私が指差したほうにまた進んでいった。
なに今の……
可愛すぎない？
男の人に可愛いなんて思ったの
初めてなんだけど……//
私も慌てて高嗣くんの後を追っかけた。
「た、高嗣くん、
ここ、私の家！」
三階建ての小さいアパートだけど、
新築だし見た目は可愛くて綺麗。
中は狭いけど……
「ちょっとだけ…
待っててくれる？」
二「なんで？寒いじゃん」
「そう、だけど……」
二「早く入れて」
「……驚かないでよ？」
高嗣くんを家の中に入れる。
二「…まじ？
さっきのも冗談のつもりだったんだけど」
…うん、
やっぱそういう反応になるよね…(笑)
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
