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『はい！オッケーです』
合図がかかり、
気が抜けたのかみんなが笑顔になった。
すごい…
高嗣くんもみっくんも渉も
本当にアイドルなんだ……
カメラが回ると全然違う顔になって
周りの人を魅了しちゃうんだね。
二「Aどうだった？
俺かっこよかったろ？」
「べ、別に！
アゴ出てたし！！」
二「アゴ出てんのは生まれつきだわ！
次はセリフもあるからちゃんと見とけよ〜」
水を飲みにきた高嗣くん
私が孤立してないように、
話しかけてくれたんだ。
横「お前、先生になるんだろ？小学校の…
…先生になるんだろ？小学校の」
渉の言葉にドキッとする。
……なんだセリフの練習してるのか。
……………
横「先生になるんだろ？
すごいな、Aは」
……………
声とか全然違うのに、
あの頃のことを思い出してしまった。
そういえば渉、
私にあんなこと言ってくれたっけ。
私も渉も、
お互いに一番近くで夢を応援してたのに。
…いつの間に変わっちゃったんだろう
.
二「…！……A！」
「…へ？わ！なに？」
二「もう教室での撮影終わったんだけど」
「あ、そっか…
ごめん、ボーッとしてた」
二「なんだよ〜
俺のセリフ聞いてなかったの？」
ブツブツと言いながら
行ってしまった高嗣くん。
私もあとを追いかけようと
教室を出ようとしたとき、
手をパシっと掴まれた。
横「…ちょっと…いい？」
振り向くと真剣な顔の渉がいて
突然のことで心臓が飛び跳ねる。
横「…さっきの控え室に戻りたいんだけど
場所忘れちゃって！案内してもらえないかな？」
「あ…はい……こっちです…」
二人で教室を出る。
さっきの控え室に戻ろうと
二人で歩きだすと、
渉が囁くように話しかけてきた。
横「ちょっと二人で話したいから
人気のない教室とかいける？」
………コクって頷く。
渉に言われたとおり
撮影では全然関係のない、
違う階の教室へと二人できた。
横「……A、久しぶり」
「久し、ぶり……」
二人になると同時に笑って、
そう話してきた渉。
私のこと、
ちゃんと覚えててくれた………
.
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
