20 ページ20
.
「失礼します」
中へ入ると、
ブレザーの制服に着替えた７人が
一斉に私の方を見た。
二「え！？？」
そして高嗣くんがどデカい声を出す。
宮「なんだよニカ！
びっくりするじゃん！」
二「あ、ごめん…
どうぞ、続けて……」
そりゃあそうだよ、
誰だってびっくりするよね…
岩「この学校の先生の乙女さんだ。
場所とか、なにか分からないことあったら
彼女に聞いて教えてもらえよ」
「お、乙女です…
よろしくお願いします…」
岩「じゃあ乙女さん…
あ、ちょっとすみません」
タイミングよく岩田さんの携帯がなり
この場に取り残された私。
「えっと……」
二「なんでAがここにいるわけ！？」
北「え！？Aちゃんなの！？」
宮「なになにー？
二人の知り合いなのー？」
千「可愛い先生だね！」
キスマイのみんなが
私のところに群がってくる。
二「俺の姉ちゃんの
大学のときの後輩なんだ！
ミツはこの前会ったじゃん！」
北「この前のときと全然
顔違うから分かんなかったわ。
ほんとすっげー童顔(笑)」
玉「童顔なのはミツも変わんないけどね〜」
「………」
私は男の人に囲まれて
怖くて声が出せないでいた。
横「みんな！
乙女さん…怖がってるから」
「………」
渉……
もしかして助けてくれた…？
さっきまで、
あんなに驚いた表情してたのに…
二「あ！そうだった！
ごめんA！」
「う、ううん…大丈夫…」
北「ごめんな〜」
みんなが私から離れていく。
こんな私に優しくしてくれて
なんか申し訳ないな…
二「でも驚いたわ！
Aここの先生だったんだな！」
「うん…私もびっくりした…
高嗣くんとみっくんが、
まさかアイドルだったなんて」
二「ちょっとは俺のこと尊敬したっしょ？」
「…別に！舞祭組って…
あんなの読めるわけないし！！」
二「まだそのこと根に持ってんのかよ(笑)」
いつもの調子で話していると
さっきまでの不安が安心へと変わった。
千「ねー！そろそろ俺らにも
自己紹介させてよ！」
二「…できる？自己紹介(笑)」
「で、できます！それくらい！！」
高嗣くんって本当に失礼！
けど、ちゃんと私のこと心配してくれて
やっぱり優しいな…
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 320人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
