287 side ニカ ページ5
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萌「電話じゃ話したくない」
2「あ?」
萌「少しでいいから会ってほしい」
2「なんでそんなこと…」
萌「いいの?
Aさんのことバラされても」
2「……お前いい加減にしろよ?」
萌「一回でいい!
一回でいいから…お願い……」
か細い声で話す萌花に思わず、
2「…しょうがねーなー」
萌「ほんと!?」
2「そのかわり少しだけだからな…」
そして、
けっきょく明日の夜に
俺ん家の近くの公園で会うことになった。
本当はどっか店とかがいいんだろうけど、
まぁすぐに帰るし
あそこなら人気も少ないから…
Aにちゃんと言ってから
萌花に会いに行こうとも思ったけど
もし、
萌花に俺達のことがバレてる…
なんて知ったら、
きっと心配する……
だから、
俺だけで解決できるように
とりあえずAには話さずに
萌花に会いに行くことにした。
約束の時間となり公園へと向かった
俺が到着すると
既にベンチに座って待ってた萌花
萌「久しぶり!」
2「…うん」
萌「座ったら?」
2「いや、いい…すぐに帰るし。
…どこまで知ってんの?俺とAのこと…」
萌「A…かぁ……」
2「どこで知った?」
萌「知ったも何も…
高嗣が昨日教えてくれたんじゃない」
2「は?どういうこと?」
萌「AさんのSNSに載ってた写真…」
萌花は携帯の画面を俺に見せてきた
その画像は、
Aがあげた家の中で撮った写真…
2「これが…なに…?」
萌「このオシャレなガラスのテーブル…
これさ、高嗣の家にもあったよね?」
たしかに、
このテーブルは俺がひとり暮らしのときから
使っていた物だけど……
萌「可愛いテーブルだったからよく覚えてた」
2「…え、それだけ?」
萌「そうだよ、
もちろん冗談半分で昨日の電話のとき
Aさんの名前出しただけなのに
高嗣が異常に反応したから…(笑)」
…ってことは
俺が自分で墓穴ほったのかよ……
萌「前に高嗣の家に居たときも
おかしいと思ったんだよね…
だって普通、勝手に家に入ったりしないでしょ」
もうこうなった以上、
何を言ってもムダだよな。
2「はぁ……
そうだよ、俺の彼女は歌手のA」
萌「やっぱり…」
2「話はそれだけ?
それだけならもう行くわ」
どうせ証拠となるもんなんて
何も持ってねーだろうし
早くAのとこ行こう……
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にかけと(プロフ) - yuunaさん» 楽しみにしてます!ほんとに毎回二階堂にはドキドキさせられます! (2018年12月14日 2時) (レス) id: a13992e16e (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - にかけとさん» いつもありがとうございます!中途半端のとこで移行になってしまい、申し訳ありません(笑)次の更新までお待ちくださいね! (2018年12月13日 23時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - merさん» いつも読んでいただきありがとうございます!次シリーズで最終章にしたいと思うので、どうなるのか…どうか最後まで温かく見守ってください☆ (2018年12月13日 23時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
にかけと(プロフ) - 続きが気になりすぎますー!妊娠してるのか気になります!早く読みたいです! (2018年12月13日 23時) (レス) id: a13992e16e (このIDを非表示/違反報告)
mer(プロフ) - いつも更新楽しみにしています!どうかハッピーエンドでありますように!結婚してほしいです☆ (2018年12月6日 23時) (レス) id: bcd57f623a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuuna | 作成日時:2018年11月21日 19時