君の笑顔９

314 side ﾆｶ ページ32

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2「だから…みんなには…
キスマイには迷惑かけるかもしんないし、
ワッターや千賀やミツにも
大切に想ってる人いるのに、
俺だけ先に…って思うけど…でも…！」



t「いいんじゃない？」



2「え…？」



s「俺も…いいと思うよ！」



y「ニカとAちゃんは、これから先
何があっても一生２人でいるんだなって
俺だって思うし…たしかに後で、
もし2人のことがバレたらって考えたら
今、社長に話した方いいかもね。」



F「そうだな！
でもニカ…簡単じゃねーぞ？」



2「わかってる…！」



M「二階堂、がんばれ！
俺たちがついてるから！」



s「ミツは…？」



Ki「はぁ…もう、何を言ってもムダだろ(笑)
説得するからには、必ず認めて貰えよ！！」



2「ミツ…みんな……
ホントにありがとう…！！」






こうして、

岩ちゃんにも相談して


ジャニーさんに、

Aとのことを認めて貰おうと

毎日のように社長室に足を運んだ…





仕事が終わってからは夜が遅くて

社長ももう事務所にいないから


どっかのBARとか、

どっかの店とか…


毎日探しまくって説得して…



帰ってくるのは夜遅く…



だから携帯を見る暇もなくて

Aに電話はもちろん、メールも送れなかった。




今思うと、

メールくらいできたかなって思ったけど



その時間さえも勿体なくて、

一刻も早く社長に認めてもらいたくて…





今日やっと…



認めてもらうことができたんだ……！









「そうだったんだ……」



2「だからごめん…
ぜんぜん連絡できなかったのはそのせい…」



「ニカちゃん、ありがとう！！」




俺に思い切り抱きついてくるA




「ニカちゃんが…
そんなふうに…私のこと考えて…っ」




…って思ったら

今度はまた大泣きするし……



ほんと、飽きねーな(笑)




「私も…っ
事務所に認めてもらうっ…！」



2「え？」



「ニカちゃんが…認めてもらったんだもん…
私も、社長にちゃんと話す！」



2「大丈夫なの？それ…」



「わかんないけどっ…
でも！絶対に説得してみせるよ！」



2「そっか…」




なんか…


やっと心のモヤモヤが取れた気がしたよ……




あ、でも…！





2「ムラムラは全然とれねーけど(笑)」



「ん？なに？？」



2「2週間ぶん…
あとで覚悟しとけよ？笑」




ニヤって笑ってAをみる




「うぇええ！？？//」




…ふはっ、まじ飽きねーやつ(笑)





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