君の笑顔９

313 side ﾆｶ ページ31

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萌「色々とごめんね…
Aさんにも謝っといてね。
それと…ずっと応援してます…って伝えて？」



2「…必ず伝えとく」



萌「高嗣…
こんなこと、私が言えた義理じゃないけど…
Aさんのこと離しちゃだめだよ？
絶対に幸せになってね…！」



2「……さんきゅ」






こうして

萌花とのことも一件落着した






…けど、


いつまでたっても

俺の心の中はスッキリしない。




このモヤモヤはAに会えないから？



いや、違う…



Aといたときも

このモヤモヤは心の中に眠っていた。





“ 幸せになってね…！”




さっき萌花に言われたこと…




俺は今幸せか？




幸せ……



なんだけど………






幸せな……



はずなんだけど………





モヤモヤした気持ちが全然とれない





そっか…



やっぱりこのままじゃダメなんだ…！







次の日


メンバー7人での仕事




楽屋で待機中に

みんなの前で静かに話すことにした。





2「みんな…
俺がもし、みんなに大迷惑をかけたい
って言ったらどうする？」



Ki「大迷惑って…
今度は何しでかすんだよ(笑)」



s「ニカには普段、
いっぱい迷惑かけられてるからな〜(笑)」



2「そうじゃなくて…
いつもみたいなイタズラとかじゃなくて…！
キスマイに大きく関わること…」



Ki「……理由にもよるな」





俺の真剣な表情を感じ取ったのか


本を読んでたメンバー、

ゲームをしてたメンバーが


俺の方を向いてくれた





2「俺さ…
やっぱりAのこと
正式に事務所に認められたい！」



F「正式に…って…
社長に…ジャニーさんに話すって言うのか？」



2「うん！俺さ、まじでAのこと大好きだし、
いつか絶対に結婚して家庭を持ちたいんだ！
それを実現するために、ジャニーさんに話して
正式に事務所から交際の許可もらいたい！！」



Ki「そんなの…
認めてもらえるのなんて、
ほぼゼロに近いと思うぞ？」



2「わかってる。
ましてや、Aは歌手だし…
だけど、もう無理なんだ…！」




うまく言えないけど

こういった騒動がおきた以上、


社長に言うタイミングって

今って感じがするんだ…





俺の中の直感が

そう言ってるような気がするんだよ…！







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