君の笑顔９

309 side ﾆｶ ページ27

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玉とAの騒動があった日





玉がジャニーさんと話をしてる間

控室の中で、メンバーと待ってるとき

俺はイライラする一方だった。





s「ニカ、落ち着けって」



2「だって…
玉はぜんぜん悪くねーのに…」



M「今は待ってるしかないって」





ｶﾞﾁｬ




扉が開いて、

玉と岩ちゃんが入ってきた





t「みんな…ごめんなさい、
迷惑かけちゃって」



Ki「何言ってんだよ…！」



M「迷惑なんて
誰も思ってるわけないじゃん！」



s「玉、大丈夫なの！？」



t「大丈夫、大丈夫(笑)」



2「玉…ごめん！！！」




俺は玉に頭を下げた




t「なんでニカが謝んだよ(笑)」



2「だって…
あれは俺のせいで……」



t「違うでしょ、
俺自身の問題なんだから」




玉は笑って話すけど

ぜったい平気なわけねーよ……




2「岩ちゃん、
…ちょっと話したい」



岩「わかった、
お前らはまだ待機しててくれ」





岩ちゃんはみんなにそう言い残し

俺は岩ちゃんと部屋を出た




別室にて岩ちゃんと話をする





2「岩ちゃんっ、今回のことは…」



岩「わかってる、
玉森から全部きいた。」



2「…全部、俺のせいなんだ。
…本当にごめんなさい……」



岩「…まぁ、こうなった以上
仕方ないな…」



2「玉とA…
ドラマとかどうなっちゃうの？」



岩「それは番組側次第だろうな。
ただ、二人は仲の良い友人って
世間には発表するつもりだ。」



2「…そっか。
ジャニーさん…何も言ってなかった？」



岩「あぁ。まぁ、お前とAさんが
本当は付き合ってるってことは
社長には言えないから、理由を説明するのが
けっこうめんどうだったけどな」



2「本当…ごめん……」



岩「今回は事実じゃないことが
世間に知らされるんだ。俺も何も言わないよ…
ただ、お前らは一般人とは違うってことだけ
常に頭に入れて、外では行動しろ」



2「…はい」



岩「あと…たぶん連絡来ると思うけど
Aさん、しばらく事務所が用意したホテルで
寝泊まりするそうだ。家には帰らないって」



2「えっ！？」




そんな…


もうAと会えないってこと？




岩「しばらくの辛抱だ。
連絡はとっていいけど、
お前から会いに行くようなことも絶対するなよ。」



2「わかった…」





岩ちゃんと話が終わって控室に戻ると

メンバー全員が俺の心配をしてくれた






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