君の笑顔９

302 side ﾆｶ ページ20

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朝早くに宮田からの電話



宮田から電話とか

まじで珍しいな…




Aがシャワーへと行って電話へと出る





2「もしもし？」



M「あ、ニカ！起きてた？」



2「あぁ〜今起きたとこ」



M「あの、さ…」




あきらかにいつもと違う宮田の声




2「どうかしたの？」



M「いや、今日さ午後から収録じゃん？
その前に事務所にメンバー全員集まれって…」



2「は、なんで？」



M「いや、俺も詳しいことは知らないんだけど…
岩ちゃんが迎えにこれないから
各自、自分たちで来いって…」



2「え、岩ちゃんが？なんで？」



M「だから知らないって(笑)
俺もキタミツからさっき電話あって
連絡網みたいに、まわせってさ(笑)」



2「ふ〜ん、
俺は誰にかければいいの？」



M「あ、かけなくて大丈夫！
俺が残りの全員にかけてるから」





ミツの奴、

宮田なら全員に掛けてくれると思って

先に宮田に電話したんだな(笑)





M「ただ、玉だけには繋がんなかったんだよね〜
一番にかけたのにさ〜！」



2「まだ寝てんじゃねーの？
ドラマの台本、夜遅くまで読んでるって
この前言ってたし」



M「もしかしたらね、
まぁ、あとでもう一回かけてみるよ」



2「じゃあ、とりあえず
早めに事務所行けばいいのな？」



M「うん、それじゃ後で！」





宮田からの電話が切れて一人考える





事務所にメンバー全員呼び出し？




それってまさか……




いやいや、

だったら先に俺だけ呼ばれるだろ…




でも、Aも

麗華さんからいきなり電話きて、

これから迎え来るって……




こんな偶然あるか？




萌花とのことがあってから

二週間は過ぎてるし……




……いやいや！考えすぎ！！




きっと何か大きな仕事が決まったんだ！


７人でやる大きな仕事が！！




だから、岩ちゃんも忙しくて

自分で来いなんて言ったんだよな！





俺も準備して事務所へと向かった





控え室には、

玉以外の6人が揃った





Ki「やっぱ玉まだ寝てんの？」



M「ん〜、電話繋がんないんだよね」



F「玉、舞台おわったばっかなのに
ドラマも決まって疲れてんだろうな…」



s「ところで、
なんで俺達呼び出されたの？」



y「さぁ？」





松「皆さんすみません！
こっち集まってください！」





まっちゃんがきて

中央のテーブルに集合




一枚の紙を見せられた






『……えっ！？』






そこには衝撃的な内容が書かれていた








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