君の笑顔９

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2「でも…萌花と俺、
キスしちゃったよ？いいの？」



「……やだ」



2「どうしたら許してくれる？」



「私が……
その何倍も…キスする…！」



2「ふはっ、言うと思った(笑)」




そして、

そのまま唇を重ねた私達




この唇に…


このニカちゃんの唇に

あんなに長いキスをした萌花さん




けど、萌花さんは


ほんの、

数十秒だったかもしんないけど…


ほんの、

触れただけのキスだったかもしないけど……





「ふ…っ…ん……っ…」




私はその何倍も、

長くて深いキスを…


ニカちゃんにしてもらえる。



息が苦しくなるくらいの

愛情たっぷりのキス



こんなキスをしてもらえるのは

世界中探しても、私だけ……





「はぁ……ん…っ」




一度、唇を離すけど

何度も何度も角度をかえてキスをしてくる



私の舌にニカちゃんとの唾液が絡み合い

すごく濃厚な深くて甘いキス




次第にニカちゃんは

私をベッドへと押し倒して

服の中に手を入れてきた




「あ……っ…んん…っ」



2「やっべぇ…止まんねぇ」




私の服を思い切りめくって

下着姿の私の胸に顔を埋めてきたニカちゃん




「はぁ…あ……っ…」




やっぱり、ニカちゃんに…

愛しい人に触れられるのは…



幸せ……//




t「はい、そこまでー！」




二人同時に起き上がり

声をする扉の方を見ると


壁によりかかりながら

ニヤニヤしている玉ちゃんがいた




「たたた、玉ちゃん！？///」



2「やっべ…
ここ玉ん家なの忘れてた…(笑)」



t「お二人さん、盛り上がりすぎ！
俺がいたの気づかないとか(笑)」



「いい、いつからそこに！？？//」




もも、もしかして

今の全部見られた！？//




t「二人がキスしだしたところから？
面白いからずっと見てたんだけど、
ホントに始めちゃいそうだから止めた(笑)」




キスしだしたところからって！！


そんな前から！？？



ってことは

私の声とか…聞かれっ……////





2「A帰るぞ」



「…へ？」



2「帰って続きするぞ」



「えっ！？//」




い、いやいや！！

意味分かんないし！！//



この状況でよくそんなこと言えるな！！




ニカちゃんが帰り支度してる中

玉ちゃんが私に近寄って耳打ちする





t「Aちゃんの声
すっごい、えっちだった…(笑)」



「うぇぇえ！？？///」





やや、やっぱり聞かれてた！！////






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