成功したら ページ35
目が覚めると、女の子の部屋で空が編集をしていた。おはよう、と声を掛けるとイヤホンを外して笑ってくれる。
「どう、眠れた？」
『おかげさまでちゃんと眠れたよ』
「よかった。
…あと、聞いていいのかわかんないんだけど、左手、どうしたの」
『…ああ、これは、』
本当の事言って、迷惑掛けないかな。心配かけないかな。
『ご飯作ってたら包丁で切っちゃってね』
「そんなとこ切るの？」
『……よく、覚えてないけど、』
「まあいいや、手貸して
絆創膏変えるよ」
『大丈夫だよ、』
「いいから」
『良くないの、っ』
「やっぱり隠してる、何があったの、
全部言ってって言ったじゃん」
少し不機嫌な言い方と切な気な顔を見ると、申し訳なくなってしまった。駄目だ、ちゃんと言わなきゃ
「…なんでそんなこと隠してたの
ちゃんと言ってくれればよかったのに」
『うん、ごめんね、』
「手貸して。傷見たくないなら見なくていいから」
目を閉じて手を差し出す。絆創膏が剥がれて、新しい絆創膏を貼ってもらう。
目を開けようとした時、小指に違和感。
「はい、」
『…なに、これ』
「俺ダイエットできなかったら誕生日に走るんだけど
期限までにできてたら、」
『…まって、』
「待たない、聞いて
期限までにできてたら、
俺のお嫁さんになって？」
彼から告げられた言葉は、今まで沢山の人から聞いたどんな言葉よりも嬉しくて、
『今、言うのはずるい…よ、』
嬉しくてこんなに泣いたのは初めてかもしれない。
「もー、泣きすぎだよ笑
俺まで泣きそうになるじゃん」
少し涙目のそらに抱き締められる。暖かい彼の匂いと共に幸せが込上げてくる。
「返事、聞かせて」
『なりたい、なら…せて、っ』
背中に腕を回してぎゅっと抱き締めると、小指のピンキーリングが光る。
「やばい、…泣きそ、っ」
朝の6時。まだみんな寝てる時間に、大人2人が可愛い部屋で抱きしめ合って涙を流す。少しずつ落ち着いてきて、体を離した。
『今度、
お母さんとお父さんのとこ、一緒に来てほしい』
ほんとは彼氏だよって言うつもりだったけど、結婚するのって報告に変更だ
「俺行ったことないもんね、どこにいるの？」
『お母さんは東京にいて、お父さんは神奈川にいるの』
「同じじゃないんだ」
『お母さんって言っても、籍入れてた訳じゃないんだって。
だから、正式にはお母さんじゃないんだけど。』
「そっか、わかった。」
緊張すんなー。なんてニコニコしてるそらと私の目が合うと、どちらからともなく口付けた。
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♪きりたんPooo♪ - みぃこさん» きりきりたんたんきりたんPooo♪水溜りボンドをお願い致します！ (2019年2月16日 9時) (
レス) id: 6b667414d5 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - あおさん» 少し難しいかもしれませんが出来るだけ近しいお話は作りたいと思います！！リクエスト有難う御座います(^-^) (2018年12月26日 19時) (レス) id: 9030196828 (このIDを非表示/違反報告)
あお - 前の、まるふぉいの脇と銀太バージョンのシチュでよろしいでしょうか？ (2018年12月25日 16時) (レス) id: c62dbe558c (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - あおさん» シチュエーションによっては大丈夫ですが、どのようなシチュエーションでしょうか？？ (2018年12月24日 18時) (レス) id: 9030196828 (このIDを非表示/違反報告)
あお - また、レペゼンはだめですよね？ (2018年12月24日 17時) (レス) id: c62dbe558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2018年12月1日 20時
