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一緒に居たい。 ページ36

ンダホside





クソ!!

なんでこんなに足が遅ぇんだよ俺は!!





俺は愛華の家に向かってずっと走った。








アイツの家に着いた。






ピンポーン♪









出ろ!出ろ!!!







ガチャ…









「ンダホ…」









俺は愛華の手をしっかり握って走り出した。









愛「ちょっと!ンダホ!」



愛華が俺の手を振りほどいた。






気がつけば、家からずっと離れていて公園まで来ていた。




「あ…ごめん。愛華…。」



愛華は顔と目が真っ赤だった。



泣いたんだろう。


そこまで俺が傷付けていたんだろう。









愛「…行くのも帰るのもずっと2人で帰ろうねって言ってくれたじゃん。」


先に口を開いたのは愛華だった。



愛「あたし嬉しかったのに!なんでなの!?」





愛華が声を張り上げた。






愛華ははっとした表情をしてこう言った。




愛「ごめん…。全部あたしの自分勝手だよ。
あたしが嫉妬してるんだよ。


ごめんねンダホ何も悪くないのに…」






そう言って俯いてしまった。





俺は耐えられなくなって愛華を抱きしめた。








俺の腕の中で愛華は泣いた。





俺はこういう時だけカッコつけて…。


本当に情けねぇ…。









「なぁ愛華…。」






愛華がゆっくりと顔を上げる。








「なんで俺が仲良くなってからもずっと亜衣花さんって呼び続けてるかわかる?」





愛華は黙って首を横に振った。









「俺のなかの”あいか”はお前しかいねぇんだよ。





愛華が1番なんだよ。









愛華の事が1番好きなんだよ。」









気付いたらそう言っていた。

すきだよ。→←わかった。



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からき(プロフ) - パン粉さん» 自分なんか全然愚民以下でございます!笑笑 (2017年1月1日 2時) (レス) id: 655d7d0aa1 (このIDを非表示/違反報告)
パン粉 - 神様ですか? (2016年11月20日 19時) (レス) id: 489d983353 (このIDを非表示/違反報告)
からき(プロフ) - 飴吐柚璃さん» 外しました!ご指摘ありがとうごさいます! (2016年9月20日 17時) (レス) id: 7ed431bba6 (このIDを非表示/違反報告)
飴吐柚璃(プロフ) - オリジナルフラグ対象作品ではないため、オリジナルフラグをお外しください。 (2016年9月20日 14時) (レス) id: dd5e2ba253 (このIDを非表示/違反報告)
からき(プロフ) - AGITOさん» 本当に本当に感謝しかないです!そんなこと言っていただいて光栄です!ありがとうございました!これかもよろしくお願い致します♪♪ (2016年9月19日 17時) (レス) id: 7ed431bba6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:からき | 作成日時:2016年9月11日 0時

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