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柊生さんから急な重大発表をされたのは、お泊りから2週間くらい経った日 。
いつものように柊生さんの家でテレビを見ていると、急に柊生さんが口を開いた 。
「 A 、あのさ、 」
『 ん、？ 』
「 今まで言ってなかったんだけどさ、、」
珍しく真剣な顔をしているから、何事かと思って私も真剣に耳を傾ける 。
「 俺 、バンドやってるんだよね 」
『 え、？ 』
「 その、バンドが本職で、
Aは俺のこと専門学生かなんかだと思ってたかもしれないけど、違くて、 」
え、っと、確かに専門学生かなんかだと思ってたけど、、
「 はっきり言うと、俺 芸能界の人間なんだ 」
.... え？
『 芸能人... ？ 』
「 そう、小さい頃から事務所入ってて、高校入ったくらいでバンド組んで、卒業してからずっとバンド一本 。テレビもたまに出てる。ファンもいる。
DISH//ってバンドなんだけど...知らないか 」
『 ごめん... 私バンドとか音楽詳しくなくて... 』
「 ううん、いいんだ、
それより、...ごめん、黙ってて 。」
『 .... 』
さっきからあんまり目を合わせてくれない柊生さん 。
『 ... 柊生さん 』
俯く柊生さんをフワッと抱きしめる私 。
『 私は 、ここにいる柊生さんが好きですよ 。
芸能人ってこと知っても、私に映る柊生さんは昨日と何にも変わらないです 。
大好きな柊生さんのまんまです 。 』
「 A ... 」
抱きしめる腕を緩めて、柊生さんと顔を合わせる 。
『 不安でしたか？ 』
「 うん、離れてっちゃうかもしれないとか、俺を見る目変わっちゃうかなとか、色々考えてたらなかなか言い出せなくて 」
『 ばかですね、』
「 は！？ 」
『 私 、... 柊生さんが思ってる以上に柊生さんのこと好きですよ
そんな簡単に離れたくないです 。 』
そう言うと、勢いよくギューっと抱きしめられる 。
『 柊生さっ... 「 だいすき 、」
『 .... 私の方が、ちょっと不安です 』
「 なんで？ 」
『 私がいることで、柊生さんに迷惑がかかるかもしれない 』
「 そんなことない！絶対ない！断じてない！ 」
『 .... 』
「 Aがいるから頑張れる、迷惑なんてありえない、
俺はAの存在に救われてる 」
自然と抱きしめる力が強まる 。
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ねるねる(プロフ) - は。さん» 読んでいただきありがとうございますっ。更新遅くてごめんなさい(＞＜)必ず更新するので是非お待ちしていてくださいっ。 (2018年7月16日 22時) (
レス) id: 55e0633416 (このIDを非表示/違反報告)
は。(プロフ) - 続き待ってます！！！ (2018年7月16日 0時) (レス) id: 8032a06ae2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねるねる | 作成日時：2017年3月25日 22時
