【実況者】【wrwrd!】とある2人のなんとか事情 (ページ7)

今日:8 hit、昨日:43 hit、合計:124,502 hit

7個目ページ7

トントン side

聞き覚えのある声と容姿。

茶色のベストを着て、ループタイといういつも見る格好をした人物を見た。

エーミール「あれ、トントンさんたちじゃないですか」

トントン「なんでここに、」

自分の発言を無視し、Aさんの頭をがしっと掴んでいた手を離し、次は肩を掴み方向を変える。

エーミール「はい、次の仕事あるからな」

背中を押してAさんと出ていってしまった。

グルッペン「...え、えっと、彼とは知り合いで？」

セシル「あぁ、私の妹ですわ。少しやんちゃでして。」

困ったようにセシルさんが笑った。

セシル「私自身はあまり彼とお話したことはないんですけどね。妹が楽しそうなのでそれでいいかなと」

トントン「妹思いのお方ですね。」

セシル「ふふ、そんなことないですよ」

ということはAさんもここの姫様であるわけか。
姉のセシルさんはドレスを着ているのに妹のAさんはワンピース。その上、エミさんとも知り合いだということに違和感を覚えた。