6個目 ページ6
オスマン side
話も落ち着き、お茶でもしていきませんか？、と姫様に勧められてグルッペンとトントン、姫様と4人でゆったりとしていた。
「...せん！...す...ら、...で...う！」
セシル「すみません、騒がしくて」
トントン「気にすることではないですよ。うちは騒がしいじゃ収まりませんので。」
まぁ...、仲は良好であり、姫様も心の裏が見えない。
数時間一緒に居たが、心の裏が見えないということは多分稀にいる裏表のない穏やかな人だろう、と思った。
「走ってはなりません！！！！落ち着いてください！！！」
...声が聞こえる。
他に誰がいるのだろうか。
幹部がこんなことをするとは到底思えないし...、と考え込んでいると扉が開いた。
？？「すみません、遅れてしまいました。」
大人らしい綺麗な笑みを浮かべる姫様とは違い、無邪気な笑みを見せる女性がそこに居た。
水色と紫のオッドアイ。
あ、そうだ。
グルッペン「あの時の...」
？？「...どこかで会いましたっけ、」
疑問符を浮かべる女性に、名前は？、と聞く。
名前がわからなければ元も子もない。
A「Aです。御足労いただきありがとうございます。」
セシルさんのように姫が着ているイメージのあるドレスではなく、背中あたりまで伸びた茶色の髪の毛はパーマのようにふんわりとした、ワンピースを来たAさん？がまたにいっと笑った。
「ほーら、やる事残っとるやろ。次行くで次。」
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作者名：くるす*
| 作成日時：2018年2月28日 23時
