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オスマン side
夜風にあたり、目が覚めた。
シャオロンと庭を歩き、音のする方へと向かう。
「...で、...に...？」
「...よ」
だんだんと話し声だった事が分かり、音がしないような気をつけながら歩き、見えたのは見たくもない人物だった。
オスマン「あいつ...ｯ」
シャオロン「...妹さんやんか」
そこに居たのはAだった。彼女の後ろ側に居るため、話している人物は見えない。
もう少し左に寄ろう、とシャオロンが左によるので、自分は右に寄ってみることにした。
オスマン「...ｯ!」
ﾀﾞﾝｯ!!
左に寄ってとっさに魔法陣を構え、話していた人物を睨みつけた。
あーあ、見たくも聞きたくもない人物2人とか。
最悪。
A「...誰、」
彼女が後ろを振り向いた。
振り向いたことにより、少し彼女が左に寄ったことで確かに確認できた。
オスマン「...ここで何とんねん、
悪魔さんは。」
悪魔。
魔力と取り引きをし、それを食べて生きる生物。
天使といい悪魔といい、天国と地獄に分けるどころか地獄と地獄にしか分けようがない。
オスマン「...グルッペンが魔力増えとる言うとったけど悪魔と取り引きしとったんか」
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作者名：くるす*
| 作成日時：2018年2月28日 23時
