【実況者】【wrwrd!】とある2人のなんとか事情 (ページ18)

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18個目ページ18

鬱先生 side

鬱先生「...それで、どうするん？」

オスマン「...どうもこうも。どうせ慢心しとるんやろ、あの国。」

確かに言う通りではある。
国王も外交官も。

戦争で立て続きに勝っているからか、慢心している状態だ。

トントン「問題は姫をどうするか、回収してこの城に住まわせればってエミさん言うてたけど」

シャオロン「...別に俺はええねんけど、」

鬱先生「あれやろ？セシルちゃんはうちに遊びに来たことあるから分かるけど妹ちゃんは分からんねん。

けど、あの子むっちゃ強いらしいで？」

グルッペン「...魔力は会う度に増えている。戦闘力は一般人の5倍。下手すればゾムより強い。戦闘力も増えているようだがな。」

一般人の5倍。その言葉が惑わせた。

魔力は普通、微量でも増えればかなり凄いことである。
会う度に増えるというのはおかしいが、それは強いことだろう。

オスマン「...俺はあの子好きやない。心が読めへんし」

トントン「セシルさんと正反対...」

ひとらんらん「...ねぇ、その子どんな子なの？」

グルッペン「一言で言うなら子供のように無邪気。世界の裏側なんて知らない奴だろう。」

その言葉が何より重く、その子を絶望の淵へ追い込むことを俺達はまだ知らない。