.にじゅうよん ページ25
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ご飯も食べ終わりお風呂も普通に入っていざ就寝、となった所で問題が起こった
「え?」
「「…え?」」
来派の部屋で寝ようとしたところ1人の困惑の言葉に対し皆が目線を向けるとそこには何やら様子がおかしい蝶羽が立っている
「…母さん?どうした?」
「なに?眠い?一緒に寝る?」
「んあ?…自分と寝んよな?」
「そこじゃねえから国行」
「あ、あの…」
困惑したままでいた蝶羽が口を開けると何やら様子がおかしい
嫌な予感と共に来派が蝶羽の言葉を待っていると予想外な言葉が出てきた
「…何故、私はここに…?」
「「「…は?」」」
…
「あ、あるじー、!!!あるじー!!」
「主はん?!ちょっと主はん?!」
「起きろやカス!!!」
「誰?!カスって言ったの!!!」
「そんなんどうでもええねんちいと来てや!!」
「どうでもようないわアホ!!」
「うるさいから早く!!」
「ちょちょちょ、僕ねむ…あ痛!!」
来派でも理解出来ない言葉を発した蝶羽は取り敢えず部屋に置いておきすぐさま主を呼びに行き、叩き起す
状況説明されていない主にとっては迷惑でしかないだろうこの行為、若干涙目だ。
来派の部屋へと着くと誰も開けようとせず主が開けろと急かされる
「…ちょっとホントになに?嫌がらせ?審神者嫌い?乗っ取り?出ていけ?つら…」
「そこまで言うとらんやろ」
「じゃあどこまで言いたいの?!」
「主そんなんいいから早く!!」
「ほんと似てるね君たち…」
蝶羽が来る前も来ても扱いは何かとが雑な来派からはもう慣れていて
蝶羽が来たことで少しは穏便になるかと思ったがそんなことは無かった
恐る恐る襖を開けると何やら明るい部屋の中1人の人物が佇んでいる。
恐らく蝶羽なのだろうが何故ここまで来派が慌てているのだろうか
「…?」
「…蝶羽?…蝶羽何かあった?」
「…はい?どうしたんですか主さん」
「…母さん?」
「おや、いきなり出ていったと思えば主さんを連れてきたのですか?」
「お、おん…まあせやけど…ホンマ大丈夫か?」
「はあ?御前様も何言ってるんです?」
「えっと、…だってさっきお母様、"何故私はここに?"って…」
「…はて?私には記憶にありませんよ?」
中にいる蝶羽は至って通常、異常なところは見受けられない
しかし大体来派との会話で状況は分かったので取り敢えず寝かせる事にし、自分は政府への手紙を書くことにした
「…やべえな」
微かだが自分が感じた蝶羽の神力は異常をきたしそれは
明らかに他のモノの手が加わっているだろう
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よしざあ(プロフ) - ありがとうございます!...ホント今からやっておいた方が良きです...私なんて本気でやり始めたの1ヶ月前で本番はまず自信喪失していましたから...!!我儘に御付き合いありがとうございます!! (2018年3月22日 23時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
Tikuwa(プロフ) - 受験お疲れさまでした!私もそろそろ勉強しはじめないと進路が・・・評価しますね! (2018年3月21日 23時) (レス) id: f7fcb6631d (このIDを非表示/違反報告)
よしさわこ(プロフ) - セイトさん» 我が子のように可愛がりたいなって思った結果でした(笑)嬉しいお言葉感謝です! (2018年1月21日 8時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
セイト(プロフ) - お母さんって感じがいいですね!母性本能のようなものが芽生えますね(*゚∀゚)続き楽しみにしています!! (2018年1月19日 23時) (レス) id: 6be1b79121 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - はい!_| ̄|○)) よろしくお願いします ((○| ̄|_ (2018年1月19日 6時) (レス) id: e0592a0085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしさわこ | 作成日時:2018年1月7日 23時