【刀剣乱舞】来派の母上様【男主】

じゅうよん ページ15

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蝶羽と包丁藤四郎は無事に仲良くなれたらしく今では膝の上で燭台切がちょっとしたお菓子を作った物を食べさせてもらっていた

「どうです？美味しいですか？」

「んー！すっごく美味しい！二人ともありがとう！」

「例には及ばないよ。ただこのあと朝食だから少しだからね？」

「はーい！」

それを蛍丸は少し羨ましそうに眺めているが公共の場で甘えるのは少し恥ずかしいので我慢しておく。

少し経つと包丁藤四郎もお菓子を食べ終わり朝食の時間が近付いてきた為人が多く居間に入ってきた。

勿論遊んでいた短刀達も。

「かっあーさーん！隣空いて…るけどなんだお前が母さんの膝に座ってんだ包丁！！」

大声を出してズカズカとこちらへ向かってくる奴は愛染でそれに驚いた包丁が慌てて膝から降りる。

「ごごごめん！降りるよ！」

「いや、…降りたのはイイんだけどな、なんで隣座んだよ、、そこは俺だぞ！」

「えっそうなの？！」

「いや？決まってませんよ」

「母さん？！」

「じゃあ此処で！」

「オイッ！」

愛染は悔しそうな顔をしたが蝶羽が怒ると怖いので大人しく包丁藤四郎の隣へと座った

「…今回だけだぞ！」

「おっけ！人妻さんが隣だとご飯がより美味しく感じそう！楽しみ！」

「やっぱ不安過ぎるーッ！！」

と愛染が叫んだと同時に粟田口の一期一振も入ってきてコチラを見た途端驚いた顔で近付いてくる。

「おや、包丁は蝶羽さんの隣ですかな？」

「うん！」

「蝶羽さんも包丁が申し訳ない…」

「全然構いませんよ、国俊よりとてもいい子です
一期さんの影響ですかね？」

「えへへ、、」

包丁藤四郎は褒められて照れている中愛染は「か、かあさん…！」と一瞬でHPが削られた様だ。

一期一振も嬉しそうに

「愛染殿も元気が良くていい子ですぞ、ですがお褒め頂きありがとうございます」

と感謝の言葉を述べ近くにいた乱藤四郎に何か耳打ちをし包丁藤四郎を膝の上に乗せ蝶羽の隣へと座った。
蝶羽は少し驚いたようだが「おや」といい少しだけズレる。

それを見た愛染は如何にも蝶羽の上へと座る気満々だったので蛍丸が先に陣取った。

「ふふ、蛍丸まで。どうしたのですか」

「べつにい？たまにはイイかなあーって」

「おいズルいぞ！！！」

「いーじゃーん！」

「こら、喧嘩はしない」

「「…はーい」」

すると隣で蝶羽達のやり取りを微笑ましそうに見ていた一期が一言爆弾を落とす

「こう並ぶと夫婦みたいですな」

と言った瞬間何処からかボロボロになった明石が出てきた。

「うう浮気かいな？！」

「は？」

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