防弾の専属メイクは辛すぎる

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彼女はそれからしばらくして目を覚ましました。




でもそこには、

会社の人も、メンバーも、家族も

誰一人としていない。




＿＿あぁ、なんで言う事聞かなかったんだろう。今になって後悔しても遅いのに。




サセンの事、社会からの目

しっかりと考えてくれてたのあの子だったのに


私はただ、あの子がいじめられるのを見ていただけ



ようやく友達の大切さを知って


早く謝りたかったのに、

あの子は1度も顔を出しませんでした。



＿私、一人ぼっちだ




一ヶ月ほどして怪我が僅かに残るながらも

仕事には復帰



謝ろう


そう決めていたのに、

見慣れたあの子はいませんでした。




少しふっくらしていた彼女は

病的なほどにやせ細って、


胸まであった長いくせっ毛の髪は、

髪が雑に切られていました



何となく状況が分かりました。



メンバーだ、メンバーがやったんだ



色々酷いことをされたのに

彼女は逃げずに仕事をし続けていました。




それからすれ違っても目を合わせてくれず


本当に友情が無くなってしまった…



それでもサセンは容赦なく情報を広め、

酷い嫌がらせをし続けました





それでも大好きな彼の事は大好きなままで、

どうしようもなく好きで



でも彼はあの子を虐めているわけで

そんな彼にこの事を相談することは出来ませんでした。





そんな彼女はこの事を私にカフェで話してくれました。






それから1週間後でしたか


彼女は彼のサセンからの過激な嫌がらせを

1年半も我慢して、

あの子と仲直りしないまま


あの世へ旅立ちました。




でも、

あの子への嫌がらせは楽にならなかった


逆に酷くなる一方



「なんで俺の彼女を

守んなかったんだよ。友達だったろ？！」


「人殺し」


「なんでお前が生きてんだよ…」



彼女を追い込んだものが

何なのか知らなかった彼らは



その子と、亡くなった彼女の仲が

悪くなった事に目をつけ


ただひたすらにあの子を攻め続けました。




彼女を失った悲しみから逃れるために…




もっと他に方法はあったはずなのに


ひどい言葉、暴力をし続けました。





それでも彼女は

メンバーからの嫌がらせを受け始めてから2年半



専属になってから3年半



明るい、安心した明日を求めて、

新たな道に進みました。





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朱奈です。

意味がわからなくなってしまってすいません。

続編に続きます。



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