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私たちふたりは、その日から本格的にみんなと行動を共にすることになる
放課後、みんなで教室に残っておしゃべりをしたり、
帰り道のコンビニに寄って好きなお菓子を買ったり、
みんなの会話が弾んでどうしようもない時は、ファミリーレストランに寄り道したりもした
永瀬くんは、最初の日に比べるとますます私たちに馴染んできていて
最近は、たまにつんとした顔で毒舌を発揮するくらいだし、なんとなく心を開いてくれたみたい。
ただ変わらないのは、君の場所。
どんなにみんなでぎゅっと集まっていても、君は必ず、最初からずっと、
私のとなりに、いてくれるんだ。
その日の放課後も、私たちは教室に残っておしゃべりをしていた
「俺思ったんだけどさ！みんなで今度どっか行かね？？」
岸くんはすっかり、みんなのリーダーだね。
いつも話の中心にいる彼がひとことそう言えば、
「いいじゃんいいじゃん！」
「どこ行こっか？」
と、わいわい盛り上がるみんな。
やっぱり、この明るい雰囲気がすごく好き。
岸くんがみんなに1人ずつ、行きたい場所を聞いていく
私はふと気になって、となりの君の顔を、見上げた
「ねえ永瀬くん、永瀬くんはどこに、」
行きたい？
そう聞こうと、思ったのに。
見上げたその表情が、
あまりに、柔らかくて、
いつもの涼しい顔より何倍も、幸せそうで。
思わず、言葉を飲み込んでしまう。
「………ん？」
「………あ、な、永瀬くんは！みんなと、みんなとどこ行きたい？」
突然すっとこちらに向けられた、その綺麗な瞳にどきりとしながら、聞きたかったことを聞いた
「んー…」
君は少し考えたけれど、すぐに肩をすくめて、
「別に。どこでも？」
そう言ってちょっとだけ、片方の口角だけで笑う
たったそれだけの表情で、ちょっと心が揺さぶられてしまった
君の“どこでもいい”は、きっと適当な答えなんかじゃなくて、
本当に、私たちとならどこへ行っても楽しい。そういう意味だと思うんだ
その証拠に、君の目がいつも以上に、
いきいきと、していたから。
「はい！！ゲーセン！！異議なし！！」
「それ優太が行きたいだけじゃん」
「異議なし！！」
「いや、それうちらのセリフだから笑」
結局岸くんの独断で、
私たちは週末、ゲームセンターに行くことになった。
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詩愛(プロフ) - reeeinさん» ありがとうございます、、、！！どうぞ最後までお楽しみください！！よろしくお願いいたします！ (2020年9月29日 23時) (
レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
reeein(プロフ) - もう、詩愛さんは天才です、私が保証します、天才です、、、続き楽しみにしてます、、！！！ (2020年9月28日 23時) (レス) id: 713e35c5a6 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - さとひとさん» 嬉しいです〜ありがとうございますT_T 第二章もよろしくお願いいたしますね！ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 雪さん» 毎日ありがとうございます！更新頑張りますね！第二章もよろしくお願いいたします！^^ (2020年7月27日 12時) (レス) id: 3902959af9 (このIDを非表示/違反報告)
さとひと(プロフ) - とてもキュンキュンしながら読ませていただいています！好きすぎて何回も星を押してしまいます、、。明日の公開楽しみにしています！ (2020年7月27日 0時) (レス) id: df351be635 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2020年6月29日 14時
