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志望校も同じだった私たちの間に、どんどん火花が散っていくのは言うまでもない。
毎日負けたくなくて、永瀬くんに悔しいって思わせたくて(神宮寺くんは呆れてたけど)、私たちはもう立派なライバルだった。
そして、あっという間に迎えた、二度目の定期テスト
「せーの！だからね？いくよ？」
「わかったからはよ笑」
少し夏らしくなってきた教室、紙パックをチューっと吸う神宮寺くんの横で
「せーの！」
私たちは計算した紙をひっくり返した
「うそやん〜〜！！」
「やった……！！！」
少しだけど、私の方が上だった
「はい、廉、おつかれ〜〜」
神宮寺くんは肩を落とす永瀬くんをみて、楽しそうに笑っている
「いや〜〜！ほんま悔しいなぁ！」
あ〜！っと頭を抱えている永瀬くん
そんな姿までかっこいいのは、どうして？
まくられたシャツの袖から出ているスラッとした腕が、私をなんとも言えない気持ちにさせる
「でもあれやな、」
完璧な前髪の間から送られるその視線に捕まって、思わず固まる私の体
「さすが俺のライバル、やるやん？」
そういう永瀬くんがまた、どうしようもなくかっこよくて
「つ、次に期待してるからね？」
下手くそな、強気な発言をする私
「おん、楽しみにしとき？」
「ふ〜ん？」
私たちは、なにかを察したようにストローから口を離す神宮寺くんには、気がつかなかった
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詩愛(プロフ) - ぴーさん» こんばんは！ありがとうございます…！頑張ります！引き続きよろしくお願いします。 (2019年2月4日 22時) (
レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
ぴー - とてもおもしろいです。更新楽しみにしています！！これからも頑張ってください！！ (2019年2月3日 19時) (レス) id: b972a36c14 (このIDを非表示/違反報告)
詩愛(プロフ) - 夕美さん» こんばんは、ご指摘ありがとうございます。外していたつもりだったのですがうまくできていなかったみたいです…。失礼しました。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 00cf9e51b5 (このIDを非表示/違反報告)
夕美 - オリジナルフラグちゃんと外して下さい、違反です。ルールくらい確認しましょう。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: b6266b0de2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩愛
| 作成日時：2019年1月25日 23時
