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｢ここが君の部屋だね！｣
日和さんに連れてこられたのはとても広い部屋だった。
こんなところを私が使うのか……
日和さんはソファにどかっと座り、私に話しかける。
｢取り敢えず、君があんな所にひとりでいたわけを話して欲しいね｣
日和さんは私にも座れと合図をした。
やっぱり聞かれるよね。
｢兄と、喧嘩をしました｣
｢大嫌いって言っちゃって……気まずくなって逃げ出しました。｣
日和さんは黙って私の話を聞いてくれた。
｢だいたいの事情は分かったね｣
｢それはそうと、それ、夢ノ咲の制服だよね？しかもアイドル科……｣
日和さんは私の着ていた制服を見て不思議そうな顔をした。
多分、アイドル科は男しかいないから、なんで女の私が着ているのか不思議がっているのだろう。
｢私はプロデュース科なんです。主にアイドル科のプロデュースを担当してます｣
そう説明すると、日和さんは納得したようだった。
｢へぇ、今はそんな科があるんだね｣
”今は”
まるで昔の夢ノ咲を知っているような口ぶりだった。
不思議に思い、今度は私が尋ねた。
｢ああ、ぼくは元夢ノ咲の生徒なんだね。アイドル科の｣
そうだったんだ。
それならあの口ぶりも分かる。
｢取り敢えず、制服から着替えた方がいいね｣
｢確か、新品の女ものがあるね。今日はそれを貸すね｣
日和さんはクローゼットの中から服を取り出した。
白い、清楚なワンピースだった。
ところどころにシースルーのレースがあしらわれていて、可愛らしいデザインだ。
｢それじゃあ、着替え終わったら呼んで欲しいね！｣
そう言うと日和さんは、私にワンピースを渡して自室に向かった。
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きさら(プロフ) - 河田結奈さん» ありがとうございます！GWの宿題終わらせましたよ！ご希望にお答えして更新してきます！(ちょろい) (2018年5月7日 18時) (
レス) id: bfa2e53ce4 (このIDを非表示/違反報告)
河田結奈(プロフ) - 相変わらず面白いです！更新待ってますね。宿題頑張ってください。あたしもやらないと、、、(泣) (2018年5月5日 22時) (レス) id: 7637638998 (このIDを非表示/違反報告)
きさら(プロフ) - むーんさん» コメントありがとうございます！やっぱりこの時期はイベントが盛りだくさんですよね……更新頻度は減りますが待っていてくれるというコメントは本当に有難いです。 (2018年5月5日 11時) (レス) id: bfa2e53ce4 (このIDを非表示/違反報告)
むーん - 私も音楽系の部活をやってます！確かにこの時期はめちゃくちゃ忙しいですよね…。ゆっくり更新でも大丈夫です！いつまでも待てますから！ (2018年5月4日 6時) (レス) id: a7bd376b17 (このIDを非表示/違反報告)
きさら(プロフ) - 妖夢さん» ありがとうございます！レス遅くてすみません！占ツクに浮上できる時間が全然なくて……学生同士頑張りましょう！ (2018年5月3日 11時) (レス) id: bfa2e53ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きさら | 作成日時：2018年3月31日 13時
