526 / 保ち保たれ。 ページ36
side A
あれから1ヶ月、
とうとうネットニュースになった。
【嵐、ダンス解禁か】
「噂って早ぇなぁ……」
そしてネットには、週刊誌にあがった俺らの目撃情報。
あの日の外食で、店に入っていくところを撮られてた。
みんな満面の笑みだからちょっと恥ずかしいんだよね( 笑 )
和也「それちょっと恥ずかしいよね」
「だよね( 笑 )」
久々の5人での収録。
局に着くまでそんな会話してると
隣から、潤ちゃんがひょこっと覗いてきた。
潤「おいしかったね〜それ」
「ね、また行こうね？」
潤「いく！」
楽屋に入ると
後ろでニノが、少し怒ってる様子で。
和也「だーから断ってって言ってるでしょそれ」
『いや…それが、本人に話だけでもって…』
和也「確認したところダメでしたって断っといてよ。
何言われたって俺は受けないからね、絶対」
『はい…』
珍しく怒ってるニノに、
マネージャーも戸惑ってる。
翔「どしたの、」
和也「何回も何回も潤くんのソロ活動のオファー聞いてくるから」
「え、俺ら公言したよね？」
智「それでも言われるの？」
『はい、そろそろって思われてるのかと…』
和也「絶対受けないから適当に断っといてよ、絶対」
公言してるのにオファーがくることと
断ることを知っていて聞いてくるマネージャーに、
少しイライラしてるニノ。
和也「もう……、」
潤「おこってる…？」
和也「んーん、潤くんに怒ってるわけじゃないよ」
潤「んん…っ、おこっちゃだめだよかず、」
和也「んー潤くん〜……」
ぎゅ、と潤ちゃんを抱きしめるニノと
それに、きゅ、と抱きついてる潤ちゃん。
潤「いわれるの、しかたないもん」
和也「言ったこと無視してくるのが腹立つんだもん、
………潤くんちゃんと公に言ったのに」
潤「いいの、みんながいてくれるからだいじょうぶ」
強くニノを抱きしめるから
そんな彼を、ニノは頭を撫でながら抱きしめる。
和也「……じゃあイライラやめる」
潤「ふふ、うん」
和也「でも今度マネージャーに聞かれたらキレる」
潤「ふふ、ダメだよ」
体の力が抜けたように緩んだニノ。
バランスを保ってるのは
お互い様なんだろうね。
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櫻宮 - ニノと潤くん。二人は見えない何かでつながってる気がする。。キミは弱くない。弱くなんかないよ。大丈夫。振り返って立ち止まりそうになっても。皆なら私たちならきっと絶対背中を押してくれるから。大丈夫だから。。彼がこれからずっと笑顔でいられるように。。 (2020年8月12日 19時) (
レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - え、、何が起きるの？笑笑次が待ちきれない！ (2020年8月12日 19時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - いえいえ(笑)みんなが言ってる｢俺らにとって生きる意味が彼であるように彼にとっても生きる意味が俺らであってほしい｣私もそう思います。まさに持ちつ持たれつの関係、、ですね。 (2020年8月11日 9時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
ヲ伽 -otogi-(プロフ) - 櫻宮さん» いつもありがとうございます(*^^*) (2020年8月10日 23時) (レス) id: a5fdc137e0 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮 - 誰か姫の沼から私を救って下さい(笑)可愛過ぎかよ。。笑笑そしてニノ。よかった。傷が浅くて。彼にとって愛情は何より大切で大事で。。それがよく伝わるなぁと思いました。 (2020年8月10日 22時) (レス) id: 59853f2783 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヲ伽 -otogi-
| 作成日時：2020年7月27日 13時
