黒龍8 ページ41
すると大寿君は勢いよくおれを殴った。
『相変わらずすぐに手が出るんスね。ほんとそういうところ変わんないっスね。』
大「ちっ、覚えとけ。オレがお前を潰す。」
その言葉の後大寿君はそのまま部屋の奥へと消えていった。
その場に残されたのはオレとココ君、イヌピー君だった。
『二人とこうやって話すのは久しぶりですね。』
九「オマエほんと生意気だな、」
乾「ココの言う通り、いつ見ても憎たらしい。」
『それは心外っすね。それにどうして2人は黒龍にこだわるんすか?』
九「オレはただ強いやつの下につきたいだけ。」
乾「お前には関係ない。」
『・・・イヌピー君。真一郎君の事っすか?』
乾「・・・黙れ。」
『初代黒龍総長佐野真一郎。あの人の作ってきた黒龍をもう一度って思ってますよね?』
乾「黙れ!オマエに何がわかる!」
オレはイヌピー君に胸ぐらを掴まれた。
ココ君はそれをただ笑顔で眺めているだけだった。
『イヌピー君。それは真一郎君の望んでいることなんすか?アンタはもっと正しい人間だった。ココ君だってそうだ!なんで間違った道に行くんだよ!』
乾「おまえにオレらの何がわかるんだよ!」
そのままオレはイヌピー君に何度も殴られた。
抵抗はしなかった。
『イヌピー君そんな事して誰が喜ぶんすか?』
九「オマエそろそろ黙った方がいいんじゃない?」
『ココ君だって。ずっと赤音さんのこと引きずって。』
九「オマエは人の地雷を踏むのが好きなんだなぁ?」
ココ君の顔は今まで見た中で1番キレていた。
その後オレは2人の気が済むまで殴れ続けた。
しばらくして新たな痛みは来なかった。
オレはその場に倒れて動けなかった。
頭上から聞こえた言葉。
九「オレはお前のことが嫌いだ。」
乾「ココ、オレも同感だ。」
その言葉を最後に2人は部屋を出ていった。
オレはフラフラしながら立ち上がりマンションを出ると、そこには柚葉と三ツ谷、マイキーがいた。
オレに気づいたのか三人はオレの姿を見て驚いていた。
マ「ふーたんその怪我どうしたの!?」
三「だから気をつけろって言ったのに!!」
柚「それ、誰にやられたの?」
『オマエら一気に喋りすぎ(笑)まず落ち着け。これは大寿についてるココ君とイヌピー君にやられた。』
マ「ふーたんバイク?」
『あぁ、近くに止めてある。』
柚「Aごめん。アタシのせいで・・・」
『別に謝んなくてもいいよ。お前が無事ならさ!』
オレはその後マイキーと三ツ谷と帰った。
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不思議の国の有栖さん(プロフ) - 死亡フラグ回収されたないからどきどきする (2021年11月6日 22時) (レス) @page37 id: 3dc8dfc09c (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります!これからもよろしくお願いしますm(*_ _)m (2021年11月2日 6時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 合格おめでとうございます!いつも、更新楽しみにしてます!これからも頑張ってください!! (2021年11月1日 22時) (レス) @page23 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - かささん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただけて私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うゆ@uyuさん» 今日更新したので是非見ていただけたら嬉しいです!コメントありがとうございます! (2021年10月30日 22時) (レス) id: 0ea306725b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:琥珀 | 作成日時:2021年10月22日 21時