命にかえても2【東京リベンジャーズ】【男主】

黒龍4 ページ37

大｢あぁ？｣

『タケミチを離してくださいって言ってるんです！離してください。』

大｢オマエは昔からそうだな。正義のヒーロー気取りばっかりして、｣

『大寿君は間違ってます！八戒も柚葉も、アンタが思ってる以上に立派な奴らだよ！』

大｢･･･。オイココ、こいつを殺せ。｣

タ｢!?｣

九｢了解、ボス。｣

『ココ君･･･。オレはアンタに用はない。』

九｢A、いつになってもガキのまんまだな。｣

『それに比べてココ君は変わりましたね。あの時から、』

九｢死ね、A。｣

オレはココ君とやり合った。

流石の俺でも怪我をしている状態ではココ君には完敗だった。

オレはボコボコにされた。

すると八戒が

八｢兄貴、ココ!!やめてくれ。｣

大｢あ"!?｣

八｢お願いだ！｣

大｢ハッカーイ、人に物を頼む時は交換条件が必要だろ!?ちゃんと見合うもの差し出せよ。｣

九｢そうだぞ若。｣

大｢じゃなきゃコイツらはここでくたばる。｣

『八戒･･･やめろ、』

八｢東卍を･･･やめるよ。｣

ピタッ

大寿君とココ君の手は止まった。

八｢兄貴を支える為に黒龍に入る。だからタケミっちを、A君を離せ！交換条件だ！｣

そしてオレはココ君から解放されそのまま八戒とヒナちゃん、八戒におぶられてるタケミっちと帰った。

タ｢ん？｣

八｢あん？きづいたか。｣

ヒ｢タケミチ君!!｣

『タケミっち。よかった･･･』

ヒ｢よかった！心配したんだよ！｣

｢ヒナ･･･。ごめんな八戒。オレのせいで東卍を･･･｣

八｢オマエのせいじゃねぇよ、A君も。前から決めてたんだ。それより柚葉を庇ってくれてありがとな。ビックリしたろ？黒龍の総長がオレの兄貴で。｣

タ｢･･･うん。･･･ん、｣

『八戒。オレからも本当にすまなかった。おれがいながら、お前たちを守れなかった。』

八｢A君は柚葉を守ってくれた！謝らないで、｣

『そうか、八戒。オレちょっと用事があるからここで。タケミっちとヒナちゃんのことよろしくな！ヒナちゃんタケミっち。気をつけて帰りなよ？じゃあね。』

八｢うん。A君ありがとう！｣

ヒ｢ありがとうございました。｣

タ｢A君、ありがとうございました。｣

オレは手を挙げてそのまま家に帰った。

家で一通り手当したあと今日の事をマイキーにメールで送った。

それから2日後に幹部だけの集会をすると連絡が来た。

オレは何か嫌な予感がしながら眠りについた。

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