80. 復活ハンドクラッシャー ページ33
その頃、寮では八百万による勉強会が開かれていたり、ソファでのんびりする者がいたりと各々の休日を過ごしていた。
上「切島ー、あの2人上手くいってるかな？」
切「アイツらのことだからなー。何が起こるか俺も分かんねえよ」
集中力の切れた上鳴が、シャーペンをじっと見つめながら呟き、切島も苦笑する。
それに気づいた八百万が、「手が止まってますわ」とプリプリしながら注意した。
その時、玄関で物音が聞こえてきた。
上「お、帰ってきたんじゃね？」
上鳴が真っ先に飛び出していき、他の人も後へと続く。
すると、Aを背負った轟が共同スペースに姿を現した。
耳「って、Aどうしたの!?」
焦った耳郎の声には答えず、轟はAをソファに寝かせた。
そのAは顔を歪めて、苦しそうに唸っている。
轟「酔った」
皆「酔ったァ!?」
帰り道のバスの中、轟がうつらうつらしてる隣でAが、スマホでネットサーフィンしていて酔ったらしいのだ。
流石にバスの中で吐くわけにもいかず、背中をさすってなんとか堪えさせたらしい。
そして、歩けないAを轟がおぶってバス停からここまで来たのだそうだ。
八「大丈夫ですか、水無月さん？トイレに行った方が……」
しかし、Aは八百万に首を振った。
吐き気はどうやら治まっているらしい。
単に気持ち悪いだけのようだ。
切「そうだ！林間合宿の時さー青山が酔って、俺酔いに効くツボ教えただろ？あれやれよ、轟」
切島が轟を見ると、轟は1度Aを見てから首を振った。
轟「俺がやると、水無月の手壊しちまう……」
麗「へ？」
上「なんで？」
訳の分からない皆に、唯一事情を知ってる緑谷と飯田が笑うのを堪えた。
緑「と、轟君、大丈夫だよ。水無月さんの手は壊れないよ」
緑谷が轟を宥めるも、轟は納得のいかない顔をしていた。
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漓娜(プロフ) - キュンキュン通り越してぎゅんぎゅんする（） (2019年6月5日 20時) (
レス) id: 47b69fc756 (このIDを非表示/違反報告)
超能力者えのん＠紙#余韻(プロフ) - 僕は…気付いてしまった…91話の最初の方…｢表示｣が｢表情｣になっていたことに……いろはさんごめんなさい！気になっちゃい派になってしまいました… (2019年5月19日 0時) (携帯から) (レス) id: 1390b0b4be (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» こちらこそ、すみませんでした。私が誤解したことに囚われず、ルルナさんの想像通りに書いてくださいな。同じような作品同士、私も応援させていただきます。お互いがんばりましょう！ (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - IROHA*さん» ありがとうございます。こちらこそ誤解されるようなことをしていまい申し訳ありません。以後このような事がないように努めていきたいと思います。 (2019年5月10日 21時) (レス) id: e226e38a19 (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» そうだったのですね、理由が聞けて安心しました！こちらこそ、誤解してしまってすみません。パクリでなければ全然問題ありませんので、更新してください！話してくださってありがとうございました＿|＼○＿ (2019年5月10日 20時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
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