62. 普通の？深いの？ ページ15
上「なあ、水無月。ちなみに普通の？深いの？」
皆の間をぬってAの前に出てきた上鳴が、顔を少し赤らめて聞いた。
耳「ちょ、上鳴……」
上「いいじゃん、いいじゃん」
貴「深いって、何？」
首を傾げたAに、上鳴は脱力しそうになった。
峰「だから、キスした時に舌入れたかってい……むぐぐ」
説明を始めた峰田の口を、瀬呂がテープで塞いだ。
貴「……してないけど。っていうか、ほっぺに舌って入れられないよね？」
ほっぺ、と聞いて皆は「え」と動きが固まった。
上「もしかして……」
切「キスしたのって……」
耳「ほっぺなの……？」
貴「うん、そうだよ」
頷くAに、皆は「なんだ」と肩の力を抜いた。
麗日の言い方的に、皆口にしたものだとばかり思っていたのだ。
芦「びっくりしたよ〜麗日」
麗「ごめんごめん。焦っちゃってつい……」
ぷーっと顔を膨らませる芦戸に、麗日は苦笑しながら謝った。
貴「本当は、少女漫画では口だったからそうしようと思ったんだけど、口だと向かい合わないとでしょ？轟君隣にいたから、ほっぺの方がやりやすかったんだよね」
淡々と言うAに、再び共同スペースがシーンと静かになった。
耳「……え、ちょっと待って、A」
貴「ん？」
八「まさか、口にする気でいらしたの？」
貴「うん。少女漫画じゃそうだったし」
ニッコリ笑うAを見て、皆は轟よりも圧倒的にヤバいのはAだと思ったのであった。
切「これは、水無月が悪いな……」
上「羞恥心とかないのかよ、アイツ……」
葉「轟君、ご愁傷さまだね……」
蛙「Aちゃん、大胆……」
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漓娜(プロフ) - キュンキュン通り越してぎゅんぎゅんする（） (2019年6月5日 20時) (
レス) id: 47b69fc756 (このIDを非表示/違反報告)
超能力者えのん＠紙#余韻(プロフ) - 僕は…気付いてしまった…91話の最初の方…｢表示｣が｢表情｣になっていたことに……いろはさんごめんなさい！気になっちゃい派になってしまいました… (2019年5月19日 0時) (携帯から) (レス) id: 1390b0b4be (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» こちらこそ、すみませんでした。私が誤解したことに囚われず、ルルナさんの想像通りに書いてくださいな。同じような作品同士、私も応援させていただきます。お互いがんばりましょう！ (2019年5月10日 21時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
ルルナ(プロフ) - IROHA*さん» ありがとうございます。こちらこそ誤解されるようなことをしていまい申し訳ありません。以後このような事がないように努めていきたいと思います。 (2019年5月10日 21時) (レス) id: e226e38a19 (このIDを非表示/違反報告)
IROHA*(プロフ) - ルルナさん» そうだったのですね、理由が聞けて安心しました！こちらこそ、誤解してしまってすみません。パクリでなければ全然問題ありませんので、更新してください！話してくださってありがとうございました＿|＼○＿ (2019年5月10日 20時) (レス) id: 3fd8a40bef (このIDを非表示/違反報告)
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